社長のひとりごとBLOG(だけどためになるかも)

「つなぎ融資」や「諸費用ローン」も忘れずに確認 注文住宅の場合、住宅ローンとは別に必要になる「つなぎ融資」の手数料や金利も把握しておくと安心です。

2025年07月07日 10:40

「つなぎ融資」と「諸費用ローン」も忘れずに確認!家づくりの落とし穴とは?

注文住宅は“お金の流れ”が複雑

注文住宅では、土地購入 → 工事着工金 → 上棟金 → 引き渡しと、複数回に分けて支払いが発生します。しかし、通常の住宅ローンは「建物完成・引き渡し時」にしか実行されません。


1. 「つなぎ融資」とは?

建物が完成するまでの間、一時的に資金を立て替えるためのローンのことです。

こんなタイミングで必要:

  • 土地代の支払い時

  • 建築請負契約の着工金・中間金支払い時

注意点:

  • 金利が高め(年2〜3%が相場)

  • 手数料が別途必要(数万円〜10万円以上)

  • 返済は利息のみの場合が多いが、毎月の支払いを忘れずに!


2. 「諸費用ローン」とは?

登記費用、火災保険、引っ越し費用など、住宅購入に伴う諸費用をまかなうためのローンです。

特徴:

  • 一般的な住宅ローンに組み込めない費用をカバー

  • 借入額は50〜300万円程度が目安

  • 金利はやや高め(年3〜5%台)

利用する際の注意:

  • 総返済額が増えるので、安易な利用は避ける

  • 支払い能力をよくシミュレーションして判断する


✅ まとめ

家づくりには、見落としがちな“つなぎ”や“諸費用”がたくさん。契約前に全体のキャッシュフローを把握し、後で困らないようにしておくことが大切です。