
収入合算が当たり前の家造りはどうですか?
2026年10月23日 10:39
住宅ローンの収入合算はおすすめ?クロネコハウスが借入額を増やす前にお伝えしたいこと
「ご夫婦の収入を合わせれば、もっと予算を増やせますよ」
家づくりの打ち合わせで、このような提案を受けたことはありませんか?
夫婦で収入を合算すると、希望する家に手が届く可能性が広がります。ただし、借りられる金額が増えても、将来の家計に余裕が生まれるとは限りません。
クロネコハウスが、予算を引き上げるための収入合算を安易におすすめしないのは、家を購入した後の暮らしを大切にしているからです。
可児市・御嵩町・美濃加茂市・多治見市・土岐市・瑞浪市周辺でマイホームをご検討中の方へ、収入合算を決める前に知っていただきたいことをお伝えします。
住宅ローンの「収入合算」とは?
収入合算とは、申込者本人の収入に、配偶者などの収入を加えて住宅ローンの審査を受ける方法です。合算できる収入の範囲や条件は、金融機関・商品によって異なります。
また、夫婦で借りる方法には「収入合算」と「ペアローン」がありますが、契約の仕組みは同じではありません。
借り方基本的な仕組み確認したいこと収入合算・連帯保証型主な借入人がローンを契約し、配偶者などが連帯保証人になる保証人の責任、団信の保障対象収入合算・連帯債務型1本のローンについて、夫婦などがともに債務を負う返済責任、持分、団信の加入方法ペアローン夫婦それぞれがローンを契約する2本分の契約費用、各自の返済・保障
「夫婦で借りる」という説明だけで判断せず、誰が返済義務を負い、誰にどの保障が付くのかまで確認しましょう。
クロネコハウスがおすすめしないのは「2人の収入を限界まで使う計画」です
共働きのご家庭にとって、収入合算は選択肢の一つです。
ただし、現在の夫婦の収入が、この先も同じように続く前提で予算を膨らませることには、慎重であるべきだと考えています。
① 出産・育児・介護などで、働き方が変わる可能性があるから
住宅ローンは長い期間にわたって返済するものです。
その間には、育児休業や時短勤務、転職、病気、家族の介護などで、どちらかの収入が減る時期も考えられます。金融機関も、夫婦で借りる際には一方の収入減少による返済負担に注意を促しています。
「今は払える」だけでなく、「働き方が変わっても暮らせるか」を確認することが大切です。
② 審査に通る金額と、家族が安心して返せる金額は違うから
例えば、次のような家計を考えてみましょう。
項目共働きのとき一方の収入が減ったとき毎月の世帯手取り40万円30万円住宅ローン返済10万円10万円返済後に残るお金30万円20万円
※仕組みを説明するための仮定例です。借入可能額や安全な返済額を示すものではありません。
収入が減っても、ローン返済は自動的には減りません。残ったお金から、食費、光熱費、教育費、車の維持費などを支払う必要があります。
金融機関の審査に通ったことだけで、家計の安心まで判断しないでほしいのです。
③ 住宅ローン以外にも、住まいのお金がかかるから
マイホームに必要なのは、購入時のお金と住宅ローンだけではありません。
固定資産税などの税金
火災保険・地震保険
外壁・屋根・設備などの修繕費
毎月の光熱費
夫婦の収入を前提にローン返済を大きくすると、こうした費用への備えが薄くなることがあります。
「ローンは払えているけれど、修理するお金がない」という状況を避けるためにも、住居費全体で考えましょう。
④ 万一のときの保障が、借り方によって違うから
「夫婦で借りるなら、どちらかに万一のことがあれば全部なくなる」と思っていませんか?
例えば、連帯保証型の収入合算では、一般に団体信用生命保険に加入するのは主な借入人です。収入を合算した配偶者が亡くなっても、それだけでローンが完済されるわけではありません。
ペアローンでも、通常の団信では亡くなった方のローンが保障され、もう一方のローンは残ります。一方で、夫婦のどちらかの死亡などで双方を保障する連生団信の商品もあります。
保障の範囲は商品によって異なるため、契約前の確認が欠かせません。
他社から収入合算をすすめられたら、何を確認すればいい?
収入合算を提案されたからといって、その提案自体が間違いとは限りません。ご家庭に合うかどうかを、具体的に確かめることが大切です。
担当者には、次のように聞いてみてください。
「片方の収入が減った場合の家計も、見せてもらえますか?」
加えて、次の点も確認しましょう。
単独で借りる場合と比べて、購入予算はいくら増えるのか
育休・時短勤務中でも、貯蓄を大きく取り崩さず返せるか
教育費や修繕費の積立を続けられるか
変動金利なら、金利が上がった場合の返済額はいくらか
夫婦それぞれの返済責任と団信の保障はどうなるか
良い資金計画は、希望する家を買えることに加えて、購入後の変化にも備えた計画だと私たちは考えます。
収入合算が合うご家庭もあります
収入合算という制度を、すべて否定しているわけではありません。
夫婦の働き方、貯蓄、今後の支出を確認し、収入が減る時期への備えもできているなら、選択肢になる場合があります。
また、単独で借りる場合でも、借りすぎれば返済は苦しくなります。
大切なのは契約の名前ではなく、その借入額で、将来も家族の暮らしを守れるかどうかです。
クロネコハウスは「返せる金額」から家づくりを考えます
夫婦の収入を合わせて、買える家を大きくする。
その前に、今の予算で実現できる家がないか、建物の広さや仕様、土地の条件を見直せないかを、一緒に考えたいと思っています。
まずは、一方の収入を中心にした場合、収入が一時的に減った場合など、複数の家計を確認します。そのうえで、ご家族に合う予算と借り方を検討します。
家のために、家族の暮らしを我慢しすぎないこと。
旅行や趣味、子どもの成長、将来への貯蓄も大切にできる家づくりを目指します。
よくある質問
Q.共働きなら、収入合算した方がお得ですか?
一概には言えません。借入条件や諸費用、保障、将来の収入によって判断が変わります。単独借入と比較し、ご家庭全体の負担で確認しましょう。
Q.収入合算をしなければ、希望の家は建てられませんか?
予算と希望条件によります。土地・建物の大きさ・間取り・仕様などを整理することで、予算に近づけられる可能性があります。借入額を増やす前に、計画全体を見直してみましょう。
Q.他社で提案された資金計画についても相談できますか?
クロネコハウスでは、家づくりの予算や住宅ローンの考え方についてご相談いただけます。現在の返済計画や見積書をご用意いただくと、具体的に整理しやすくなります。
可児市・御嵩町・美濃加茂市・多治見市・土岐市・瑞浪市周辺で、住宅ローンや収入合算に迷っている方は、クロネコハウスへご相談ください。
「いくら借りられるか」の前に、「いくらなら安心して返せるか」。そこから、わが家に合うマイホームを考えませんか。