
「高温多湿に負けない!断熱・換気・日除けの基礎知識」
2025年07月07日 09:55
日本の夏は「高温多湿」が大きな特徴。湿度と気温のダブルパンチで、家の中がムシムシと不快になりがちです。今回は、そんな夏を快適に乗り切るための家づくりの基礎知識「断熱・換気・日除け」について、分かりやすく解説します。
1. 高温多湿に強い「断熱」
断熱は冬だけでなく、夏にも重要です。屋根・壁・床などに高性能な断熱材を用いることで、外気の熱が室内に入りにくくなります。また、冷房で冷やした空気も外に逃げにくくなるため、冷房効率が格段にアップ。
おすすめ:吹き付けウレタン断熱材、フェノールフォームなど
ポイント:気密性とのバランスが重要
2. 湿気をためない「換気」
湿度対策には、適切な換気が不可欠です。とくに日本の夏は、空気中の水分量が非常に高く、カビや結露の原因になります。
24時間換気システムで空気を循環
湿度センサー付きの換気扇やエアコンも効果的
床下や屋根裏の換気もお忘れなく!
3. 日差しを防ぐ「日除け」
強い日差しが室内温度を上げる原因の一つ。外からの熱を防ぐ工夫で、涼しさがグッと変わります。
アウターシェード、すだれ、グリーンカーテンで窓を守る
庇(ひさし)を取り入れ、直射日光をカット
Low-E複層ガラスの導入も効果的