
誰のための家ですか?──20年後に後悔しない家づくりを
2025年08月01日 17:16
こんにちは。
私は家づくりのプロとして、そして自分自身も家を建てた“ちょっと先に家を手に入れた先輩”として、今日は大切な話をさせてください。
最近、家づくりに関わる中で、少し気になることがあります。
それは、「誰のための家なのか」を見失っている若いご家族が増えていること。
SNSで映えるキッチン、おしゃれな照明、人気の外観デザイン…。
「インスタに載せたくなる家」を求める気持ちもよく分かります。
でも、それって本当に“あなたと家族のための家”でしょうか?
家は「暮らす」ためのもの。見せるためじゃない。
大切なのは「見た目」より「中身」。
豪華なオプションよりも、「その家でどんな暮らしができるか」が重要なんです。
家事がラクになる動線
家族が自然と集まるリビング
子どもが安心して過ごせる空間
そして、無理のない住宅ローン
本当の豊かさは、“暮らしてから”に表れるもの。
見た目ばかりを追いかけて必要以上のお金をかけ、
後になって「こんなはずじゃなかった…」と後悔する人を、私はたくさん見てきました。
20年後、あなたはどんな暮らしをしていたいですか?
想像してみてください。
ローンに追われ、教育費や生活費に困る日々
余裕がなく、夫婦の会話もピリピリ
趣味や旅行なんてもってのほか
……そんな20年後になってしまったら、本末転倒ですよね。
反対に——
身の丈に合った家で、心に余裕がある暮らし
無理のない支払いで、家族との時間も充実
子どもがのびのび育ち、将来の不安も少ない
どちらが「本当に建ててよかった」と思える家でしょうか?
家づくりは、未来の幸せをデザインすること
私はプロとして、多くのお客様と接してきました。
その中で感じるのは、見た目に走るより、“今と未来のバランス”を大事にして家を建てた人ほど、後悔していないということです。
・年収に見合った無理のない予算
・家族構成に合ったちょうどいい広さ
・将来を見据えた安心の間取りと構造
そんな“暮らしの視点”をもとに家づくりをすることが、20年後の幸せにつながるのです。
最後にあなたに伝えたいこと
「誰のための家なのか」
「なぜその家に住みたいのか」
「20年後、どう暮らしていたいのか」
今、この3つをしっかり考えてみてください。
家は“夢”でもあり、“現実”でもあります。
だからこそ、背伸びをせず、今も未来も安心できる家づくりを、私は全力で応援したいのです。
必要なら、私たちに相談してください。
「かっこいい家」も、「無理のない暮らし」も、両立できる方法があります。
見せるための家ではなく、守るための家を。
一瞬の満足より、20年後の笑顔を。
それが、私が伝えたい「本当の家づくり」です。