社長のひとりごとBLOG(だけどためになるかも)

「買える」と「払える」は全く違うという現実

「買える」と「払える」は全く違うという現実

2025年09月02日 10:34

「銀行がたくさん貸してくれる=家が買える」
この考え方は、多くの人がマイホーム購入のときに陥る大きな落とし穴です。

たしかに金融機関は年収や勤続年数、家族構成をもとに「借りられる金額」を計算してくれます。
しかし、借りられる=払えるではありません。


35年間という長い道のり

マイホームローンは一般的に35年という超長期の返済が標準です。
「毎月○万円なら払える」と思って契約しても、実際はその金額を35年間、途切れることなく支払い続けなければなりません。

例えば…

  • 子どもの進学費用

  • 車の買い替え

  • 家のメンテナンス費用

  • 予期せぬ病気や介護
    生活には必ず「予定外の出費」がやってきます。

「借りられる金額いっぱい」でローンを組むと、これらの出費に対応できず、家計を圧迫するリスクが高まります。


「払える金額」で考えることが大切

マイホーム計画で大切なのは「借りられる金額」ではなく、自分たちが無理なく払える金額です。
つまり、

  • 家賃+少し余裕があるくらい

  • ボーナス払いに頼らない

  • 将来の教育費や老後資金を確保できる
    このバランスの中で資金計画を立てることが重要です。


まとめ

✔ 借りられる=払えるではない
✔ 35年ローンは想像以上に長い
✔ 「払える金額」でマイホームを考える

マイホームは「買った瞬間」よりも「住み続ける毎日」が大切です。
無理のない資金計画でこそ、安心して暮らせる本当のマイホームになります。



#マイホーム計画 #住宅ローン #家づくりの落とし穴 #資金計画 #無理のない暮らし