
大雨には排水をチェック!想像もつかない被害が出ることも
2025年09月05日 09:50
大雨には排水をチェック!想像もつかない被害が出ることも
毎年のように日本各地で発生する大雨や台風。
浸水や土砂崩れといった自然災害のリスクは広く知られていますが、実は 身近な排水のチェック不足 が思いもよらない住宅被害につながることがあります。
排水が滞ると起きる被害
1. 雨樋の詰まり
屋根の雨樋に落ち葉やゴミが溜まると、水があふれて外壁に伝い、雨漏れや外壁劣化を引き起こします。
「たかが雨樋」と思って放置すると、内部への浸水被害に直結します。
2. 庭や敷地の水たまり
排水溝が詰まって水が引かなくなると、床下浸水や湿気による 白蟻の被害 が発生しやすくなります。
特に基礎周りの水は、住宅の耐久性を大きく損ないます。
3. 道路側からの逆流
側溝や排水路がオーバーフローすれば、逆流した雨水が敷地や玄関、車庫に流れ込みます。
想定外の被害を受けるケースが少なくありません。
想像以上に怖い二次災害
排水が滞ることで生じる二次被害は、
木材の腐食
白蟻の発生
カビによる健康被害
電気設備のショート
など、放置できないものばかりです。
一見「小さな水溜まり」から始まっても、最終的には 数百万円規模の修繕費 に発展するケースもあります。
事前にできる排水チェックポイント
雨樋に落ち葉や泥が溜まっていないか
敷地内の排水溝はゴミで塞がれていないか
側溝の水はスムーズに流れているか
庭や駐車場に水が溜まりやすくなっていないか
たったこれだけの確認が、大きな被害を防ぐ第一歩になります。
まとめ
大雨や台風のニュースを見ても「うちは大丈夫」と思いがちですが、
実際に被害を受けてしまうのは「排水不良を放置した住宅」なのです。
大雨シーズンの前に、必ず排水経路をチェックして、想像もつかない二次被害を防ぎましょう。
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