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造成費用の目安は?

造成費用の目安は?

2025年09月29日 13:38

家を建てる前に必要な「造成費用」の目安と注意点

マイホームを建てるために土地を購入するとき、建物代や土地代ばかりに目が行きがちですが、実は見落としやすいのが「造成費用」です。
造成とは、建物を安全に建てられるように土地を整える工事のこと。金額は土地の状態によって大きく変わります。ここでは造成費用の目安や注意点をわかりやすく解説します。


造成工事とは?

造成工事とは、住宅を建てる前に土地を整えるために行う工事の総称です。具体的には以下のような作業が含まれます。

  • 整地・土盛り・土留め:土地を平らにしたり高さを調整する工事

  • 擁壁工事:高低差がある土地で必要となるコンクリートやブロックの壁づくり

  • 地盤改良工事:地盤が弱いと判定された場合に補強する工事

  • 上下水道やガスの引き込み:道路から宅地内にインフラを整備

  • 排水工事:雨水や生活排水を宅地外へ流すための工事


造成費用の目安

造成費用は土地の状態によって大きく変動します。一般的な目安は以下の通りです。

  • 整地のみの場合:30〜100万円

  • 土盛り・土留めが必要な場合:100〜300万円

  • 擁壁工事がある場合:100〜500万円(高さや距離により変動)

  • 上下水道引き込み工事:30〜100万円(距離や地域による)

  • 地盤改良工事:50〜200万円(改良方法によって異なる)

👉 平坦で上下水道が整っている土地なら 50〜100万円程度 で済むこともありますが、傾斜地やインフラ未整備の土地では 300〜500万円以上 かかるケースも少なくありません。


注意点

造成費用で失敗しないために、次の点に注意しましょう。

  1. 土地代が安い=お得とは限らない
     安い土地は造成費用が高額になることがあります。

  2. 現地調査が必須
     造成費は実際に土地を見ないと分かりません。購入前に必ず見積もりを依頼しましょう。

  3. 余裕を持った資金計画を
     土地や建物代以外に数百万円かかる可能性もあるため、余裕を持った資金計画が安心です。


まとめ

造成費用は土地の条件次第で 数十万円〜数百万円 と幅広く変動します。
マイホーム計画では「土地代+建物代」だけでなく、「造成費用」も含めて資金計画を立てることが大切です。

資金計画に余裕を持たせ、土地選びの段階から専門家と相談しながら進めましょう。


📞 土地選びや造成費のご相談は クロネコハウス可児 までお気軽にどうぞ!
0120-9674-26