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電気代のカラクリに騙されるな!

電気代のカラクリに騙されるな!

2025年10月11日 18:04

⚡ 電気代って使えば使うほど高くなるって本当?【中部電力編】

「電気代って、使えば使うほど高くなるって聞いたけど本当?」
そんな疑問を持つ方、多いのではないでしょうか。

結論から言うと――本当です
その理由は、中部電力をはじめ多くの電力会社で採用されている 従量料金制度 にあります。


📊 電気料金は3段階に分かれている

中部電力「従量電灯B」の場合、電気料金は以下のように段階的に設定されています。

  1. 第1段階(~120kWhまで)
     もっとも安い単価で計算されます。

  2. 第2段階(120kWh超~300kWhまで)
     単価が上がり、使えば使うほど割高に。

  3. 第3段階(300kWh超)
     さらに高い単価で計算され、電気を多く使う家庭ほど請求額が跳ね上がります。

つまり、同じ電気を使っていても 「後から使った分」のほうが高い単価で計算される という仕組みです。


💸 さらにかかる“見えない負担”

電気代は従量制だけではありません。

  • 再エネ賦課金:使った電力量に応じて必ず加算される国の制度負担金

  • 燃料費調整額:原油やLNG(液化天然ガス)の価格変動によって上乗せされる費用

これらも電気使用量が多いほど比例して増えていきます。


🌞 対策はあるの?

「じゃあ、電気代を抑えるにはどうすればいいの?」
対策としては以下の方法があります。

  • 省エネ家電の導入

  • 家の断熱性能を高めて冷暖房効率を上げる

  • 電気使用のピークを避ける(同時に多く使わない工夫)

  • 太陽光発電+蓄電池で自家消費する

特に太陽光発電は、自分でつくった電気を使うので、
高い第3段階分や再エネ賦課金の軽減に大きな効果があります。


✅ まとめ

電気代は「使えば使うほど高くなる」というのは事実です。
だからこそ、エネルギーをどう使うか、どう“つくる”かがこれからの暮らしのカギ。

「毎月の請求額にドキドキする生活」から、
「使っても安心できる生活」へ――。

その第一歩が、正しい仕組みを知ることです。

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