
寒さ対策には
2025年12月12日 17:45
本格的な寒さ到来。今こそ見直したい「住まいの寒さ対策」
朝晩の冷え込みが一気に厳しくなり、
「エアコンをつけても足元が寒い」
「朝起きるのがつらい」
そんな声を多く聞く季節になりました。
実は、冬の寒さ対策は“暖房器具を増やすこと”だけでは不十分です。
大切なのは、家そのものの性能と対策。
今回は、今すぐできる寒さ対策と、根本的に寒さを解決する住まいの考え方をご紹介します。
① 一番の冷気侵入口は「窓」
冬の冷気の約6割は窓から侵入すると言われています。
・単板ガラス
・古いアルミサッシ
・隙間風のある窓
これらは、いくら暖房を入れても熱が逃げてしまいます。
対策例
内窓(二重窓)の設置
断熱性能の高い窓への交換
厚手のカーテン・ハニカムスクリーン
👉 特に内窓は、補助金対象になるケースも多く、費用対効果が高い対策です。
② 足元の冷えは「床」が原因かも?
「暖房は効いているのに、足が冷たい…」
その原因は、床下からの冷気です。
・床断熱が弱い
・気密性が低い
・築年数が経っている住宅
この場合、スリッパやラグだけでは限界があります。
対策例
床下断熱の追加
断熱性能の高い床材への変更
気密処理の見直し
👉 新築・リノベーションでは、床の断熱と気密が快適性を大きく左右します。
③ 家全体が寒い原因は「断熱+気密」
リビングは暖かいのに、
廊下・トイレ・洗面所が極端に寒い…。
これは、家全体の断熱・気密性能が不足しているサインです。
この状態は、
✔ ヒートショック
✔ 光熱費の増加
✔ 結露・カビ
といったリスクにもつながります。
👉 断熱性能の高い家は、
家中の温度差が少なく、健康にも家計にもやさしい住まいです。
④ 寒さ対策は「我慢」する時代ではありません
「冬は寒くて当たり前」
「光熱費がかかるのは仕方ない」
そんな時代は、もう終わりです。
今の住まいづくり・リフォームは
✔ 暖かい
✔ 光熱費を抑えられる
✔ 一年中快適
が当たり前になっています。
まずは“今の家の寒さ”を知ることから
寒さ対策は、
今の住まいの状態を正しく知ることが第一歩です。
どこから冷気が入っているのか
どこを改善すると効果が高いのか
補助金は使えるのか
これらは、プロに相談することで明確になります。
まとめ
本格的な寒さを前に、
我慢する冬から、快適に過ごす冬へ。
住まいの寒さ対策は、
✔ 健康
✔ 家計
✔ 暮らしの質
すべてに直結します。
「今年の冬、ちょっと寒いな…」と感じたら、
それは住まいを見直すサインかもしれません。