
「身の丈に合った家」とは、今の収入で決めることではありません。
2026年07月26日 09:47
「身の丈に合った家」とは、今の収入で決めることではありません。
私はお客様によく、
「身の丈に合った家を建てましょう。」
とお話ししています。
すると、
「安い家を建てればいいんですね。」
と言われることがあります。
でも、それは違います。
私が言う**「身の丈」とは、今ではなく、20年後・30年後まで考えた家づくり**です。
家を建てる時は、多くの方が30代から40代。
仕事も充実し、収入も順調な時期です。
だからこそ、少し背伸びをしても大丈夫だと思ってしまいます。
しかし、本当に考えなければいけないのは、その先の人生です。
子どもが成長すれば教育費がかかります。
大学進学や習い事、部活動…。
車の買い替えや親の介護、自分たちの老後資金も必要になります。
その時に住宅ローンが家計を圧迫していたら、家族の生活は決して豊かとは言えません。
だから私は、
「今、買える家」ではなく、
「将来も笑顔で暮らせる家」を選んでほしい。
そう思っています。
金融機関にも、返済能力を判断する一定の基準があります。
それは、お客様が将来返済に困らないための一つの目安です。
しかし現実には、一部の住宅会社では金融機関と提携し、本来より大きな借入枠を利用して契約につなげるケースもあります。
もちろん、金融機関の審査を通ったからといって、それだけで将来の生活が保証されるわけではありません。
「借りられる金額」と「安心して返せる金額」は、必ずしも同じではないのです。
私は、この仕事はお客様の人生を預かる仕事だと思っています。
だから契約を取るためだけに、
「借りられるから大丈夫ですよ。」
とは言えません。
その一言で契約は増えるかもしれません。
でも、10年後、15年後にお客様が苦しむような家づくりなら、それは本当に良い仕事とは思えません。
家づくりは、一生に一度の大きな買い物です。
住宅会社の都合ではなく、
家族の人生を中心に考えること。
それが本当の家づくりです。
私たちクロネコハウスが大切にしているのは、
借りられる金額ではなく、返せる金額。
今の生活ではなく、20年後・30年後の暮らし。
契約を急ぐことではなく、お客様が納得して決めること。
この考え方は、創業以来変わっていません。
家づくりは、人生づくり。
見栄のためでも、営業マンのノルマのためでもありません。
家族が笑顔で暮らし続けられること。
それが私の考える「身の丈に合った家づくり」です。