
台風災害に備えた家造りが必要
2026年08月15日 16:08
つい先日、千葉で起きた豪雨災害。これからの家づくりで考えなければならないこと
こんにちは。アルファテックグループです。
2026年8月13日から14日にかけて、千葉県を記録的な豪雨が襲いました。
テレビやインターネットで、
道路が川のようになっている光景。
住宅や車が水につかっている光景。
停電によって生活に大きな影響が出ている様子。
をご覧になった方も多いのではないでしょうか。
これは何年も前の災害ではありません。
つい先日起きた災害です。
今回の被害を見て、住宅をつくる私たちも改めて考えさせられました。
千葉市では、わずか半日で348mm
今回の豪雨では、千葉市で12時間降水量348mmを観測。
これは観測史上1位となる記録的な雨量です。
わずか12時間で、8月の平年1か月分のおよそ3倍もの雨が降りました。
これだけの雨が短時間に集中すると、
道路や側溝、排水設備だけでは処理しきれなくなる可能性があります。
そして怖いのは、
「川の近くではないから大丈夫」
「うちは浸水する地域ではないから大丈夫」
とは、必ずしも言い切れないことです。
「地震に強い家」だけで本当に十分でしょうか?
私たち住宅会社はこれまで、
耐震性能
を非常に重要視してきました。
もちろん、これからも重要です。
しかし今回のような災害を見ると、
これからの家づくりは地震だけを考えていればいい時代ではないと感じます。
地震
台風・強風
集中豪雨
浸水
土砂災害
停電
こうした災害をできる限り想定して、家づくりを考える必要があります。
実は「土地選び」が非常に重要です
どれだけ性能の高い住宅を建てても、
建てる場所そのものに大きな災害リスクがあれば、そのリスクをゼロにはできません。
だから私たちは、土地を価格だけで選んでほしくありません。
「安い土地が見つかりました!」
それだけで決めるのではなく、
ハザードマップはどうなっているのか。
周辺より土地が低くないか。
過去に浸水したことはないか。
近くに河川や水路はないか。
大雨のとき水はどこへ流れるのか。
ここまで確認することが大切です。
「ハザードマップの外だから安心」とも限らない
今回の千葉豪雨で特に考えさせられるのが、この点です。
豪雨後に実施された調査では、冠水・浸水被害を経験した人の中に、想定されていた水害リスクの高い区域外にいた人も多く含まれていました。
つまり、
「ハザードマップを確認したから100%大丈夫」ではない。
ということです。
ハザードマップは非常に重要な判断材料ですが、それだけではなく、
土地の高さ、周辺道路、排水環境、過去の災害履歴などを総合的に見る。
これからの土地探しでは、そんな考え方がますます重要になると思います。
家そのものにも「災害への備え」を
土地だけではありません。
住宅についても考えることがあります。
例えば、
屋根や外壁の耐久性。
窓などの開口部。
雨水の排水計画。
雨漏りを防ぐ防水施工。
そして、
停電したときの生活です。
今回の千葉豪雨でも、電気や上下水道など生活インフラへの影響が発生しました。
家が壊れなかったとしても、
電気が使えない。
水が使えない。
エアコンが使えない。
スマートフォンを充電できない。
冷蔵庫が止まる。
真夏にこれが長時間続けば、生活への影響は非常に大きくなります。
太陽光発電も「電気代を安くするだけ」ではありません
私たちは住宅の省エネ性能を大切にしています。
太陽光発電についても、
「毎月の電気代を抑えるため」
という経済的なメリットだけで考えるのではなく、
災害時のエネルギーをどう確保するか
という視点も、これからますます重要になると思っています。
蓄電池なども含め、どこまで備えるかは予算とのバランスがあります。
何でも付ければ良いという話ではありません。
大切なのは、
自分たちの家族には、どこまでの備えが必要なのかを家づくりの段階で考えておくこと。
だと思います。
住宅価格だけを比べないでください
住宅会社を比較するとき、
「A社は2,000万円」
「B社は2,300万円」
「だったらA社の方がお得だ。」
そう考えたくなる気持ちはよく分かります。
しかし、家は家電製品のように簡単に買い替えるものではありません。
30年、40年。
場合によっては、それ以上住み続けます。
だからこそ、
その300万円の差には何が含まれているのか。
ここを見ることが重要です。
構造なのか。
断熱なのか。
設備なのか。
太陽光なのか。
保証なのか。
災害への備えなのか。
価格だけでは見えない部分にこそ、住宅の本当の価値が隠れていることがあります。
私たちが考える「良い家」
豪華な家である必要はありません。
必要以上に大きな家である必要もありません。
高級な設備をたくさん付ける必要もありません。
私たちが考える良い家とは、
家族が無理なく支払えて、安心して長く暮らせる家。
です。
地震が起きても。
大型台風が来ても。
想定を超える豪雨が来ても。
停電が起きても。
すべての災害を完全に防ぐことはできません。
だからこそ、
「もし起きたらどうするか」を家を建てる前に考えておく。
これが大切なのではないでしょうか。
千葉の豪雨を「他人事」で終わらせない
今回の災害は千葉県で発生しました。
しかし、
「千葉だから起きた」
と考えてはいけないと思います。
岐阜県でも集中豪雨や河川の増水、土砂災害などへの備えは必要です。
ニュースを見て、
「大変だったね。」
で終わらせるのではなく、
自分たちの家だったらどうなるだろう?
と一度考えてみてください。
これから家を建てる方なら、
「この土地は大丈夫ですか?」
「大雨への対策はどう考えていますか?」
「停電した場合はどうなりますか?」
ぜひ住宅会社に聞いてみてください。
家を建てる目的は、家族を守ること。
私たちアルファテックグループが大切にしているのは、
家を売ることではありません。
家を建てた後、
家族が安心して、無理なく、豊かに暮らしていけること。
そこまで考えて初めて、本当の家づくりだと思っています。
今回の千葉の豪雨災害を見て、改めて感じました。
これから必要なのは、地震だけに強い家ではない。
豪雨にも備える。
台風にも備える。
停電にも備える。
そして、家計にも無理をさせない。
災害はいつ起きるか分かりません。
だからこそ、
「建ててから考える」のではなく、「建てる前に考える」。
アルファテックグループは、これからもそんな家づくりを大切にしていきます。