
本体価格に騙されないで!家を建てるには、それ以外にも費用がかかります
2026年08月29日 09:17
「本体価格798万円から」
「月々5万円台でマイホーム」
住宅会社の広告で、このような魅力的な価格を見かけることがあります。
しかし、その金額だけを見て「この価格で家が建つ」と判断するのは危険です。
なぜなら、家づくりには建物本体以外にも、付帯工事、土地関連工事、外構工事、住宅ローン費用、登記費用など、さまざまな費用が必要になるからです。
大切なのは、広告に掲載された本体価格ではありません。
実際に住める状態になるまでの総額はいくらなのか。
契約する前に、必ず確認してください。
本体価格とは、どこまで含まれた金額?
本体価格とは、一般的に建物そのものを建築するための工事費です。
しかし、「本体工事に何が含まれるか」について、すべての住宅会社に共通する明確な決まりがあるわけではありません。
会社によっては、本体価格に含まれる設備や工事の範囲が異なります。
たとえば、次のようなものが別途費用になる場合があります。
照明器具
カーテン
網戸
シャッター
テレビアンテナ
エアコン
食器棚
追加コンセント
室内物干し
バルコニー
太陽光発電
高性能な断熱材や窓
住宅性能を示す各種申請費
広告の本体価格が安く見えても、必要な設備を追加していくと、最終金額が大きく変わることがあります。
本体価格以外に必要になる主な費用
1.付帯工事費
建物を実際に使える状態にするための工事です。
屋外給排水工事
電気の引込工事
水道の引込工事
ガス工事
仮設工事
現場管理費
残土処分費
地盤調査費
地盤改良工事
浄化槽設置工事
雨水排水工事
水道管や電線が土地の近くまで来ていない場合は、引込工事が高額になる可能性があります。
また、地盤改良が必要かどうかは、土地を決めて地盤調査をしなければ分からないこともあります。
2.土地に関する費用
土地を購入する場合は、土地代以外にも費用がかかります。
仲介手数料
所有権移転登記費用
固定資産税などの精算金
印紙税
測量費
境界確定費
農地転用費用
-造成工事費擁壁工事費
古家の解体費
樹木や残置物の撤去費
一見安く見える土地でも、造成、解体、水道引込み、擁壁工事などが必要になると、総額では高くなる場合があります。
土地は、販売価格だけで判断してはいけません。
3.外構工事費
建物が完成しても、外構工事がなければ日常生活に支障が出ることがあります。
駐車場のコンクリート
玄関までのアプローチ
フェンス
門柱
ポスト
宅配ボックス
カーポート
庭や防草シート
物置
土留め工事
広告や完成イメージに描かれている駐車場、フェンス、庭などが、建物本体価格に含まれているとは限りません。
外構費を資金計画に入れていないと、完成後に「駐車場をつくる予算がない」ということにもなりかねません。
4.住宅ローンに関する費用
住宅ローンを利用する場合にも費用がかかります。
融資手数料
保証料
印紙税
抵当権設定登記費用
司法書士報酬
つなぎ融資の利息や手数料
火災保険・地震保険料
団体信用生命保険に関する費用
住宅金融支援機構も、融資手数料、物件検査手数料、抵当権設定に必要な登録免許税や司法書士報酬、火災保険料などは利用者負担になると案内しています。住宅金融支援機構「フラット35ご利用条件」
住宅会社の見積書だけでなく、金融機関に支払う費用も資金計画に入れる必要があります。
5.登記・税金・申請費用
家や土地を取得すると、登記や税金、各種申請に関する費用も発生します。
建物表題登記
所有権保存登記
所有権移転登記
抵当権設定登記
司法書士・土地家屋調査士への報酬
印紙税
不動産取得税
建築確認申請費
完了検査費
各種証明書の取得費
軽減措置や補助制度を利用できる場合もありますが、適用条件や期限があるため、事前確認が必要です。
6.引っ越し後に必要な費用
忘れやすいのが、入居するために必要な費用です。
引っ越し費用
家具・家電
エアコン
カーテン
照明器具
インターネット工事
テレビアンテナ
新居に合わせた収納用品
仮住まい費用
賃貸住宅の退去費用
住宅ローンの予算を使い切ってしまうと、引っ越し後の生活に必要なお金が不足してしまいます。
「コミコミ価格」の中身も確認してください
最近は「コミコミ価格」を表示する住宅会社も増えています。
しかし、コミコミという言葉だけで安心してはいけません。
何が含まれていて、何が含まれていないのかを確認することが重要です。
最低でも次の項目を確認しましょう。
建物本体
付帯工事
屋外給排水工事
地盤改良費
照明・カーテン
エアコン
外構工事
住宅ローン諸費用
登記費用
火災・地震保険
消費税
土地代
土地の仲介手数料
水道加入金や各種負担金
「全部入っています」と説明された場合でも、見積書に項目と金額が記載されているかを確認してください。
最初の見積りが安い会社ほど得とは限りません
A社の本体価格が1,500万円、B社が1,700万円だったとします。
本体価格だけならA社が200万円安く見えます。
しかしA社では、付帯工事、照明、地盤改良、外構、申請費などが別途となり、追加費用が400万円かかるかもしれません。
一方、B社の価格に多くの工事や設備が含まれていれば、最終的にはB社の方が安くなる可能性があります。
比較すべきなのは本体価格ではありません。
同じ条件で、実際に住める状態までに必要な総額です。
月々の返済額にも注意してください
「月々5万円台」という広告を見ると、現在の家賃より安く感じるかもしれません。
しかし、次の条件によって返済額は大きく変わります。
頭金を多く設定していないか
ボーナス払いが含まれていないか
返済期間が何年になっているか
適用金利が現実的か
土地代が含まれているか
諸費用が含まれているか
最も安いプランだけを例にしていないか
月々の返済額だけでなく、借入総額、金利、返済期間、ボーナス払い、支払総額を確認しましょう。
契約前に確認したい5つの質問
住宅会社から見積りを受け取ったら、次の質問をしてください。
1.この金額で実際に住み始められますか?
2.別途必要になる可能性がある費用を、すべて教えてください。
3.地盤改良や水道引込みが必要な場合、いくら見込んでいますか?
4.照明、カーテン、エアコン、外構は含まれていますか?
5.土地、建物、諸費用を含めた総額はいくらですか?
質問に対して具体的な説明がなく、「契約してから詳しく決めましょう」と急がせる会社には注意が必要です。
クロネコハウスは「建てた後の生活」まで考えます
家を建てることだけが目的ではありません。
住宅ローンを返しながら、家族で外食をしたり、子どもの教育費を準備したり、車を買い替えたりできることも大切です。
最初の価格を安く見せ、後から追加費用が増えてしまえば、予定していた返済額を超える可能性があります。
クロネコハウスでは、本体価格だけではなく、土地、建物、付帯工事、諸費用まで含めた総額を確認し、無理なく返せる資金計画を考えます。
「いくらで建てられるか」ではなく、「最終的にいくら支払うのか」。
この違いを知ることが、家づくりで後悔しないための第一歩です。
気になる広告や見積書をお持ちください
表示価格に何が含まれているか分からない
他社の見積りが適正なのか確認したい
追加費用がいくらかかるか不安
土地と建物を合わせた総額を知りたい
今の年収で無理なく返せる予算を知りたい
このようなお悩みがあれば、クロネコハウスへご相談ください。
広告の価格だけでは分からない費用を一つずつ整理し、ご家族に合った総予算をご提案します。
クロネコハウス
年収300万円台から考える、無理のない家づくり。
フリーダイヤル:0120-9674-26
受付時間:10:00~17:00
定休日:水曜日・木曜日
※必要となる工事や諸費用は、土地の状態、建築地、住宅ローン、建物の仕様などによって異なります。契約前に個別の見積書と資金計画書をご確認ください。