社長のひとりごとBLOG(だけどためになるかも)

二世帯住宅ではなく「離れ」という選択肢|親の近くに住みたい。でも同居はしたくない人へ

二世帯住宅ではなく「離れ」という選択肢|親の近くに住みたい。でも同居はしたくない人へ

2026年09月01日 09:25

「親が高齢になってきたので、近くに住んだ方が安心」

「実家の土地が広いから、二世帯住宅に建て替えようか?」

「子どもの面倒を見てもらえる距離に住みたい」

でも、その一方で、

「できれば親とは同居したくない……」

そう思っている方も少なくないのではないでしょうか。

親子だから仲が悪いわけではありません。

むしろ、

これからも仲良く暮らしたいからこそ、適度な距離を保ちたい。

そんな家族に知っていただきたいのが、

二世帯住宅ではなく、実家の敷地に小さな「離れ」を建てるという選択肢です。

今回は、二世帯住宅と離れの違いやメリット・注意点、そして「近くにいるけれど一緒には住まない」という新しい親子の暮らし方について考えます。


親の近くには住みたい。でも「同居」はしたくない

親が60代、70代になってくると、子ども世代にもいろいろな心配が出てきます。

「最近、足腰が弱くなってきた」

「一人で病院に行けるかな」

「台風や大雨のときが心配」

「もし家の中で倒れたら?」

だから、

近くに住んでいた方が安心。

これはよく分かります。

でも、

「じゃあ一緒に住もう」

となると、少し話が変わってきます。


親子でも「生活リズム」は違う

例えば、

親は夜9時に寝る。

子世帯は夜11時までテレビを見る。

親は朝5時に起きる。

子世帯は朝7時まで寝ている。

食事時間も違う。

お風呂に入る時間も違う。

休日の過ごし方も違う。

親子とはいえ、

別々の人生を何十年も過ごしてきた大人同士です。

生活習慣が違うのは当然です。


小さな不満が積み重なることもある

最初は、

「家族だから大丈夫」

と思っていても、

テレビの音。

ドアを閉める音。

洗濯機を回す時間。

エアコンの温度。

料理。

掃除。

お風呂。

来客。

駐車場。

こうした小さな違いがストレスになることがあります。

特に、

義理の親との同居

となると、さらに気を使う方もいるでしょう。

「ちょっとコンビニに行く」

だけなのに声を掛ける。

友人を家に呼びにくい。

休日に昼まで寝ていたいのに気になる。

夫婦喧嘩も聞かれたくない。

逆に親世帯も、

「子どもたちに気を使わせているかな」

と心配しているかもしれません。


だから「同居しない」という選択

親を大切にすることと、

同じ家で暮らすことは、

必ずしも同じではありません。

近くに住む。

何かあれば助ける。

一緒に食事する。

孫を連れて遊びに行く。

病院に送っていく。

それでも、

夜になったら、それぞれ自分の家に帰る。

そんな距離感があってもいいのではないでしょうか。


二世帯住宅ではなく「離れ」という考え方

例えば実家の土地が広い場合。

母屋の隣に、

一人・夫婦2人で暮らせる小さな家

を建てるという方法があります。

玄関は別。

LDKも別。

キッチンも別。

お風呂も別。

トイレも別。

生活は完全に分ける。

でも、

玄関を出れば家族がいる。

これが、

「近くに住む。でも一緒には住まない」

という考え方です。


二世帯住宅と離れはどう違う?

一般的な二世帯住宅では、一つの建物の中に親世帯と子世帯が暮らします。

玄関だけ共有。

水回りを共有。

完全分離。

など、さまざまなタイプがあります。

一方で、敷地内に別棟として住まいを計画できれば、

建物そのものを分ける

ことができます。

この違いは、生活してみると意外に大きいかもしれません。


メリット① プライバシーを確保しやすい

別々の建物なら、

自分の家に入れば自分の時間です。

テレビを見る。

音楽を聴く。

お風呂に入る。

友人を呼ぶ。

昼寝する。

夫婦で話をする。

それぞれが自分たちの生活リズムで暮らせます。

親世帯も、

子どもに気を使わず生活できます。

近いけれど干渉しすぎない。

この距離が、親子関係を良好に保ってくれる場合があります。


メリット② 何かあればすぐに行ける

完全に離れて暮らしている場合、

車で30分。

1時間。

県外。

となると、親に何かあったときすぐには行けません。

同じ敷地なら、

歩いて数秒。

これは大きな安心感です。

体調が悪い。

転んだ。

電球を交換してほしい。

重い荷物を運んでほしい。

スマートフォンの使い方が分からない。

そんな小さなことでも、すぐに助けに行けます。


メリット③ 子育て世帯にも安心

逆に親世帯から助けてもらうこともあります。

保育園のお迎え。

学校から帰ってきた子どもの見守り。

急な残業。

夫婦のどちらかが体調を崩した。

ちょっと買い物に行きたい。

そんなとき、

すぐ隣におじいちゃん・おばあちゃんがいる

というのは大きな安心になります。

つまり、

親だけが助かる暮らしではありません。

お互いが必要なときに支え合える暮らし

です。


メリット④ 土地購入費を抑えられる可能性

実家の敷地を利用できれば、新たに土地を購入しなくても家づくりができるケースがあります。

例えば、

土地を500万円で購入。

土地を800万円で購入。

土地を1,000万円で購入。

する代わりに、家族が所有している土地を活用できれば、住宅計画全体の予算を抑えられる可能性があります。

ただし、

実家の土地なら無料で簡単に建てられる

という意味ではありません。

土地の権利関係、建築条件、税務、住宅ローンなどについて確認が必要です。


メリット⑤ 大きな二世帯住宅を建てなくていい

二世帯住宅を考えると、

親世帯のLDK。

子世帯のLDK。

複数の寝室。

場合によってはキッチン2つ。

お風呂2つ。

トイレ複数。

など、大きな建物になることがあります。

しかし、すでに実家の母屋があるなら、

「もう一つ大きな家を作る必要があるのか?」

と考えてみてください。

一人または夫婦2人なら、

必要な大きさの小さな住宅で十分かもしれません。


逆転の発想「親が離れに住む」

離れというと、

「子ども世帯が小さな家に住む」

イメージがあるかもしれません。

でも、逆でもいいのです。

例えば、

現在の実家が35坪の4LDK。

親は60代の夫婦2人。

子ども世帯は夫婦+子ども2人。

この場合、

大きな母屋を子ども世帯が使い、親世帯が新しいコンパクトハウスへ移る

という方法も考えられます。

子育て世帯には広い家。

親世帯には小さな家。

それぞれの家族に必要な大きさを割り当てる。

合理的な考え方です。


50代・60代なら「小さな平屋」も考えたい

親世帯がコンパクトハウスに移る場合、

平屋との相性も考えられます。

階段がない。

生活動線が短い。

掃除する場所も少なくなる。

寝室からトイレまで近くできる。

家全体を管理しやすい。

今は元気でも、

70代。

80代。

になったときの暮らしを考えておくことが大切です。


「離れ」を建てる前に絶対確認したいこと

ここは非常に重要です。

実家の庭が広いからといって、必ず住宅を建てられるわけではありません。

確認が必要なのは、

接道条件。

用途地域。

建ぺい率。

容積率。

既存住宅との関係。

給排水。

電気。

駐車場。

土地の権利関係。

建築に関する各種法規。

などです。

特に、

キッチン。

浴室。

トイレ。

を備えた独立した住宅として使う場合には、単なる物置や趣味用の「離れ」と同じようには考えられないことがあります。

そのため、

まず敷地調査をする。

これが第一歩です。


建物価格だけで判断しない

小さな家を探していると、

「○○万円!」

という広告が目に入ります。

でも重要なのは、

その金額で生活できる状態まで完成するのか?

です。

建築地によっては、

給排水。

電気。

造成。

地盤。

外構。

各種申請。

その他の付帯工事。

などが必要になります。

ですから、

「本体価格はいくら?」

だけではなく、

「実家のこの場所に建てたら、最終的にいくら?」

と聞いてください。


「離住 rhythm」という住まい方

私たちが提案しているのが、

コンパクトハウス「離住 rhythm(リズム)」です。

離住という名前には、

単に、

「離れに住む」

という意味だけではなく、

家族との距離を大切にしながら、それぞれが自分らしく暮らす

という考え方を込めています。

近くにいる。

でも生活は別。

困ったときには助け合う。

でも普段は干渉しすぎない。

それくらいが、

ちょうどいい家族もいると思います。


離住 rhythmは本体価格498万円〜

離住 rhythmは、

建物本体価格498万円〜

から考えるコンパクトハウスです。

※実際の建築総額は、建物仕様、建築地、土地条件、付帯工事、給排水、各種申請などによって異なります。

一人暮らし。

夫婦2人。

親世帯。

子世帯。

趣味の家。

実家の敷地への離れ。

など、

大きな住宅を必要としない暮らし

を考える方のための選択肢です。


よくある質問

Q. 二世帯住宅と離れ、どちらがいいですか?

家族構成や生活スタイルによって異なります。同じ建物で生活する安心感を重視するなら二世帯住宅、生活空間やプライバシーを分けたい場合は別棟という方法も検討できます。

Q. 実家の庭に子ども夫婦の家を建てられますか?

土地条件によっては可能ですが、庭が空いているだけでは判断できません。接道、用途地域、建ぺい率・容積率、既存住宅との関係などの確認が必要です。

Q. 親だけ離れに住むことはできますか?

建築可能な条件が整えば、親世帯用のコンパクトな住宅を計画するという考え方もあります。母屋を子世帯、コンパクト住宅を親世帯とする方法です。

Q. 離れにキッチンやお風呂を付けられますか?

計画内容や敷地条件によって判断が必要です。独立して生活できる設備を備える場合は、建築上の扱いを事前に確認してください。

Q. 二世帯住宅より離れの方が安いですか?

一概には言えません。既存住宅をそのまま利用できるか、新築する建物の大きさ、給排水工事、造成などによって総額が変わります。両方の総額を比較して判断することが大切です。

Q. 離住 rhythmはいくらからですか?

建物本体価格498万円〜です。ただし、土地代、付帯工事、給排水、申請などを含む建築総額とは異なります。


家族だからこそ「距離」を大切にする

親子だから、

必ず同じ家に住まなければならない。

そんな決まりはありません。

毎日顔を合わせなくてもいい。

毎日一緒に食事しなくてもいい。

でも、

何かあったらすぐ行ける。

休日には一緒にご飯を食べる。

孫が遊びに行く。

旅行に行くときは犬を預ける。

親が体調を崩したら病院に連れていく。

そんな関係でいいと思います。

近すぎることでストレスになるなら、

少しだけ離れる。

でも、

遠くには行かない。


「近くにいる安心」と「離れて暮らす自由」

これから親との暮らしを考えている方に、

二世帯住宅だけではなく、

もう一つ知っていただきたい選択肢があります。

同じ敷地。
別々の家。

親には親の生活。

子どもには子どもの生活。

そして必要なときだけ助け合う。

「親の近くには住みたい。でも同居はしたくない。」

そんな気持ちは、決しておかしなことではありません。

むしろ、

これからも家族が仲良くいるために、住まいの距離を考える。

それも家づくりです。

こうした暮らしを実現する選択肢の一つが、

コンパクトハウス「離住 rhythm」

です。