
吹付断熱とは? グラスウールとの違い・メリット・デメリットをわかりやすく解説
2026年09月29日 16:13
吹付断熱とは?
グラスウールとの違い・メリット・デメリットをわかりやすく解説
「吹付断熱って何?」
「グラスウールと吹付断熱はどちらがいい?」
「吹付断熱なら冬でも暖かい?」
「ローコスト住宅でも断熱性能は大切?」
新築住宅を検討していると、断熱材という言葉を必ず目にします。
クロネコハウスでは、断熱方法として吹付断熱を採用しています。
しかし、
「吹付断熱だから絶対に暖かい家になる」
というほど住宅の断熱は単純ではありません。
断熱材だけではなく、
窓。
施工。
気密。
間取り。
日当たり。
冷暖房設備。
なども室内環境に影響します。
今回は、吹付断熱の特徴やメリット・デメリットについて分かりやすく解説します。
そもそも住宅の断熱はなぜ必要?
住宅の断熱を簡単に説明すると、
家の中と外で熱が移動しにくくすること
です。
例えば冬。
暖房で室内を暖めても、熱がどんどん外へ逃げてしまえば、暖房を使い続けなければなりません。
夏は反対です。
外の暑さの影響を受けやすい住宅では、室内が暑くなり、エアコンの負担が増えます。
そのため、
壁。
屋根・天井。
床。
窓。
などから熱が出入りするのを抑えることが重要になります。
吹付断熱とは?
吹付断熱は、住宅の壁や屋根などに断熱材を吹き付けて施工する方法です。
現場で材料を吹き付けることで発泡し、柱や構造材の間を埋めていきます。
吹き付けて施工するため、複雑な形状の場所にも施工しやすいことが特徴です。
住宅は、
柱。
梁。
配管。
配線。
金物。
などがあるため、壁の中は単純な四角形だけではありません。
そうした部分にも断熱材を施工しやすいことが、吹付断熱の特徴の一つです。
吹付断熱のメリット①
隙間を抑えた施工がしやすい
断熱材で大切なのは、
断熱材そのものの性能だけではありません。
きちんと施工されているかどうかも重要です。
高性能な断熱材を使っていても、隙間が多ければ本来期待される性能を発揮しにくくなります。
吹付断熱は現場で発泡させながら施工するため、構造材などに沿って充填しやすい特徴があります。
吹付断熱のメリット②
複雑な場所にも施工しやすい
住宅の壁の中には、さまざまな部材があります。
そのため、断熱材を施工するときには細かな部分まできちんと施工することが重要です。
吹付断熱は、
形状に合わせて吹き付けて施工できる
という特徴があります。
ただし、吹付断熱であれば施工品質を気にしなくていいわけではありません。
施工厚さや状態など、適切な施工管理は必要です。
吹付断熱のメリット③
冷暖房効率の向上が期待できる
住宅の断熱性能が高くなると、室内の熱が外へ逃げたり、外の熱が室内へ入ったりする影響を抑えやすくなります。
その結果、
夏は冷房。
冬は暖房。
の効率向上が期待できます。
つまり、
少ないエネルギーで快適な室温を保ちやすい住宅
につながります。
吹付断熱のメリット④
省エネ住宅との相性
クロネコハウスでは、
吹付断熱だけではなく、
・Low-Eサッシ
・太陽光発電
・オール電化
・省エネ設備
などを組み合わせた家づくりをご提案しています。
考え方は、
① 家で使うエネルギーを減らす
そして、
② 必要な電気の一部を太陽光でつくる
というものです。
太陽光をたくさん載せることだけが、省エネ住宅ではありません。
まず、
家そのものがエネルギーを使いすぎないこと。
そのために断熱性能が重要になります。
吹付断熱にもデメリットはある?
もちろんあります。
どんな断熱方法にもメリットとデメリットがあります。
吹付断熱の場合、
・施工後に壁の中へ追加配線などを行いにくい場合がある
・材料や施工方法によって性能が異なる
・施工品質の管理が必要
・採用する断熱材によってコストが変わる
・改修時に撤去が必要になる場合がある
などの点があります。
そのため、
「吹付断熱だから絶対に良い」
ではなく、
建物全体の仕様と施工品質を確認することが大切です。
グラスウールとの違いは?
グラスウールは、ガラスを原料とした繊維系の断熱材で、日本の住宅で長く使用されています。
吹付断熱とグラスウールでは施工方法が異なります。
グラスウールは、壁などの空間に断熱材を充填して施工します。
一方、吹付断熱は現場で材料を吹き付けて発泡させます。
ここで大切なのは、
「どちらが絶対に優れている」と単純に決めないことです。
どちらの断熱材でも、
材料の性能。
厚さ。
施工方法。
施工精度。
建物全体の設計。
などが重要です。
「吹付断熱なら暖かい家」は本当?
吹付断熱を使っているだけで、必ず暖かい家になるわけではありません。
住宅の室温には、
・断熱性能
・窓性能
・気密性能
・日射
・間取り
・冷暖房設備
・換気
・生活スタイル
など、さまざまな要素が関係します。
そのため住宅会社を比較するとき、
「断熱材は何を使っていますか?」
だけでは不十分です。
例えば、
「窓は何を使っていますか?」
「断熱材の厚さは?」
「どのように施工管理していますか?」
なども確認してみてください。
実は「窓」がとても重要
家の断熱というと、壁の中の断熱材ばかりに目が向きます。
しかし、窓も熱の出入りに大きく関係する部分です。
そこでクロネコハウスでは、
Low-Eサッシ
を採用しています。
Low-Eガラスには特殊な金属膜があり、熱の移動を抑える効果が期待できます。
つまり、
壁だけ断熱して終わりではない。
窓まで含めて住宅全体で考えることが重要です。
断熱性能が高いと電気代は必ず安くなる?
断熱性能が高くなれば、冷暖房効率の改善が期待できます。
しかし、
電気代が必ず○円になるとは言えません。
家族の人数。
エアコンの設定温度。
在宅時間。
家電製品。
電気料金プラン。
住宅の大きさ。
などによって電気使用量は変わります。
大切なのは、
同じ快適性を得るために必要なエネルギーを減らす
という考え方です。
家が大きくなれば光熱費にも影響する
断熱性能と一緒に考えていただきたいのが、
家の大きさです。
例えば、
20坪の家。
40坪の家。
同じ住宅性能であっても、冷暖房する空間の大きさは違います。
家が大きくなれば、
建築費。
固定資産税。
メンテナンス。
冷暖房。
などにも影響します。
だからこそクロネコハウスでは、
必要以上に大きな家を建てない
という考え方を大切にしています。
コンパクトな平屋+断熱という考え方
例えば夫婦2人なら、
15~20坪前後のコンパクトな平屋。
子育て世帯なら、
20坪台の平屋。
という選択肢があります。
家を必要以上に大きくせず、
その代わり、
断熱。
耐震。
省エネ。
太陽光。
など、長く暮らすための性能を考える。
これが、
「価格を抑える=性能を落とす」ではない家づくり
につながります。
ローコスト住宅こそ断熱性能を確認する
1000万円台の家。
ローコスト住宅。
低価格住宅。
こうした住宅を探している方ほど、
標準仕様を確認してください。
価格を比較するとき、
キッチン。
お風呂。
トイレ。
などは目に見えるので比較しやすいです。
しかし、
壁の中の断熱材は完成すると見えません。
だからこそ、
「どんな断熱材ですか?」
「窓は何ですか?」
「断熱は標準ですか?」
と確認することが大切です。
家づくりで削っていいもの・慎重に考えたいもの
住宅価格を抑えたい場合、すべてを豪華にする必要はありません。
例えば、
大きすぎる家。
使わない部屋。
豪華すぎる設備。
必要以上の装飾。
こうしたものを見直すことはできます。
一方で、
構造。
耐震。
断熱。
など、
完成後に簡単には変更できない部分
については慎重に考えることをおすすめします。
よくある質問
Q. 吹付断熱とグラスウールはどちらがいいですか?
どちらにも特徴があります。
断熱材の種類だけでなく、厚さ、施工精度、建物全体の断熱設計などによって性能は変わります。
「材料名だけ」で住宅性能を判断しないことが重要です。
Q. 吹付断熱なら隙間はゼロになりますか?
必ずゼロになるわけではありません。
吹付断熱は形状に合わせて施工しやすい特徴がありますが、施工品質や建物全体の気密処理も重要です。
Q. 吹付断熱なら冬は暖房なしでも暖かいですか?
必ず暖房が不要になるわけではありません。
外気温や日射、住宅性能、間取りなどによって室温は変わります。
断熱性能を高めることで、冷暖房効率を向上させることが期待できます。
Q. 平屋にも吹付断熱は使えますか?
はい。
平屋でも2階建てでも採用できます。
クロネコハウスでは、コンパクトな平屋にも吹付断熱を採用しています。
Q. 太陽光と断熱はどちらが重要ですか?
どちらも役割が違います。
断熱は家で使うエネルギーを抑えるためのもの。
太陽光は電気をつくるためのものです。
そのため、
「省エネ+創エネ」
を一緒に考えることが重要です。
家を見るときは「見えないところ」を見てください
モデルハウスを見ると、
キッチン。
お風呂。
照明。
クロス。
外観。
どうしてもデザインに目が向きます。
もちろん、それも家づくりの楽しさです。
でも、
本当に長く暮らしに影響する部分は、完成すると見えなくなることがあります。
柱。
梁。
接合部。
断熱材。
配線。
配管。
基礎。
だからこそ住宅会社を選ぶときには、
「このキッチンはいくら?」
だけではなく、
「壁の中はどうなっていますか?」
と聞いてみてください。
可児市・多治見市で断熱性能を考えた家づくりを
「吹付断熱について詳しく知りたい」
「冬暖かく、夏涼しい家を考えたい」
「太陽光・オール電化も取り入れたい」
「平屋を建てたい」
「1000万円台から新築を検討したい」
「価格は抑えたいけれど、性能は妥協したくない」
そんな方はクロネコハウスへご相談ください。
クロネコハウスでは、
吹付断熱+Low-Eサッシ+太陽光発電+オール電化
などを組み合わせながら、建てた後の暮らしまで考えた住まいをご提案しています。
家を建てることだけにお金を使いすぎない。
でも、
長く暮らすために大切なところまで削らない。
必要な性能を選び、
必要な広さを考え、
無理のない住宅ローンを組む。
そして家を建てた後も、
旅行。
趣味。
家族との時間。
を楽しめる。
クロネコハウスが目指しているのは、そんな「無理をしない家づくり」です。
クロネコハウス
可児・多治見・御嵩エリアの新築・平屋・吹付断熱・ZEH・太陽光発電・家づくり相談