台風に備えて
2025年07月07日 09:28
今年は7月5日に災難が起きると予言について世間で騒いでおりますが
🌊 話題の発端:「2025年7月5日に巨大災害が起きる」という予言
最近、「2025年7月5日に大災害が起こる」という予言がSNSやメディアで広まり、不安の声が上がっています。その発端は、ある漫画作品に描かれた「予知夢」によるものでした。
📚 漫画『私が見た未来 完全版』とたつき諒さんの予知夢
この予言は、漫画家・たつき諒さんの著書『私が見た未来 完全版』(2021年刊行)に基づくものです。彼女は過去に「2011年の東日本大震災」を予知した夢を描いたことでも注目されました。
その続編の中で、「2025年7月5日頃に日本とフィリピンの間で海底噴火が起こり、津波が発生する」という夢を見たと記されています。
📉 現実への影響:航空業界や観光にも波紋
この予言が韓国・台湾・香港でも報じられたことにより、日本旅行を控える動きが広まり、一部航空会社が便数を減らすという事態にまで発展しています。
SNSでは「当日は旅行を避けたい」「災害対策をしておくべき」といった投稿が相次いでいます。
🧭 専門家の見解:予知は可能なのか?
ここで冷静になりたいポイントがあります。
日本の気象庁や地震研究機関は、地震の発生日時や場所を予知することはできないと公式に発表しています。
たつき諒さん本人も「これは科学的な予知ではなく、あくまで夢の記録」であり、「予言を信じすぎず、防災意識を持ってほしい」と述べています。
✅ 今、私たちにできること
たとえ予言に科学的根拠がなくても、私たちにとって重要なのは「普段からの防災意識」です。自然災害はいつ起こってもおかしくないのが日本の現実。だからこそ、以下の備えを大切にしたいところです。
🔹 家庭でできる防災の基本
非常用持ち出し袋の準備
家族での避難ルートの確認
ハザードマップの把握
携帯ラジオやモバイルバッテリーの用意
🔹 情報の確認も冷静に
気象庁・NHKなどの公式情報を活用
SNSでの不確かな情報は一度立ち止まって確認
🧘♀️ 「恐れる」より「備える」
「予言」は興味深い話題ではありますが、それに振り回されるよりも、日常的に自分や家族を守る力を育てることが本当の安心につながります。
不安をエネルギーに変えて、防災という形で活かしていきましょう。
それよりも身近に起きるかもしれない台風についてお話しします。
📌 台風シーズン到来前に確認!家と暮らしを守るための備えとメンテナンス
🌪 台風の被害、実は「備え」で大きく防げます
毎年夏から秋にかけて訪れる台風。風による飛来物や大雨による浸水、停電や断水といった被害が心配されますが、実は事前の準備と点検でリスクを大きく減らすことができます。
🧰 家まわりのチェックポイント
✅ 屋根・雨どいの点検
・瓦や屋根材のズレ・破損がないか
・雨どいの詰まり、外れがないか
※雨どいが詰まっていると、大雨時に水があふれて外壁や基礎にダメージを与える原因になります。
✅ 窓ガラスとシャッターの確認
・ガラスのひび割れ
・シャッターや雨戸の動作チェック
※窓ガラスには飛散防止フィルムの貼付も効果的です。
✅ ベランダ・庭の片づけ
・植木鉢や物干し竿など、風で飛びそうなものは屋内へ
・排水口の詰まりがないかもチェック
📦 備えておきたい非常用品
・懐中電灯・電池・モバイルバッテリー
・非常食・飲料水(最低3日分)
・携帯トイレ・衛生用品
・家族の薬・保険証のコピー
・ラジオ(情報収集用)
※停電や断水は「突然」起こります。普段から1か所にまとめて保管しておきましょう。
🔧 早めのメンテナンスが命を守る
台風が近づいてからの作業は危険が伴います。
**「晴れた日にこそ備える」**ことが重要です。
プロによる住宅点検や修理が必要な場合も、台風シーズン直前は依頼が集中しやすいため、今のうちに動くことが安心への第一歩です。
🏠 地域での防災意識も忘れずに
自治体のハザードマップを確認し、避難場所や避難経路も家族で共有しておきましょう。マンションやアパートでも、共用部の排水や風除け対策を住民で話し合っておくことが大切です。
自然災害は止めることはできませんが、被害を最小限に抑えることは私たちの努力で可能です。
大切な家族や暮らしを守るために、「今できる備え」から始めましょう。
専門的な事は私たちにご相談ください。