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えっ!畑などを住宅地にすれば安くなるんじゃないの?

えっ!畑などを住宅地にすれば安くなるんじゃないの?

2025年08月31日 11:45

住宅地と畑、土地選びで勘違いすること

マイホームを建てようと考えるとき、まず悩むのが「どんな土地を選ぶか」という問題です。
その際によくあるのが、住宅地と畑(土地)を比べて勘違いしてしまうことです。

一見すると畑の方が価格が安くてお得に見えるかもしれません。しかし、実際には思わぬ落とし穴があるのです。


1. 畑を買えば安く家が建てられると思い込む

畑などの農地は住宅地よりも安く見えることが多いため、「畑を買って家を建てれば得だ」と考える人がいます。
しかし農地はそのままでは家を建てることができません。農地法による制限があり、住宅にするには農業委員会の許可や宅地への転用手続き、さらに造成工事などが必要です。結果として、余分な時間や費用がかかってしまいます。


2. 住宅地なら安心と決めつけてしまう

一方で、住宅地は水道・下水・ガスなどのインフラが整備されているため、安心と思われがちです。
確かに住みやすさの面で有利ですが、住宅地にも注意点はあります。
例えば、人気エリアは価格が高く、隣家との距離が近いためプライバシーが取りにくいこともあります。さらに、周辺道路の交通量や騒音などを見落とすと、住んでから後悔することもあります。


3. 農地転用すれば同じになると考える

「農地を宅地に転用すれば、住宅地と同じになる」と思うのもよくある勘違いです。
実際には、宅地に変えるための造成工事・上下水道の引き込み・地盤改良などに大きな費用がかかり、結果として住宅地を買うより高くなるケースも少なくありません。


まとめ

土地選びで失敗しないために大切なのは、「安さ」だけで判断しないことです。
住宅地には住宅地のメリットとデメリットがあり、畑(土地)には農地ならではの制約があります。

インフラ・法的制限・暮らしやすさ・将来性を含めて総合的に判断することこそ、後悔しない土地選びのポイントです。


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