
返済比率って何?
2025年09月14日 10:29
返済比率とは?マイホーム購入で必ず知っておきたい資金計画の基本
家を建てるとき、必ず耳にするのが「返済比率(返済負担率)」という言葉です。
住宅ローンの審査に大きく関わるこの数字ですが、実は「住宅ローンだけ」で考えるのは危険。車や教育ローン、クレジットの分割払いなど、すべての借入を含めて考える必要があります。
この記事では、返済比率の基本から、他のローンがあるときの注意点、無理のない比率の考え方までを解説します。
1. 返済比率とは?
返済比率とは、年収に対して年間のローン返済額がどのくらいの割合を占めているかを表す数字です。
計算式はとてもシンプルです。
返済比率(%) = 年間の返済額 ÷ 年収 × 100
たとえば、
年収:500万円
年間返済額:150万円(毎月12.5万円)
の場合、返済比率は 30% になります。
2. 金融機関の目安と現実的な基準
金融機関の審査基準では、返済比率はおおよそ 25〜35%以内 に収めることが条件とされています。
ただし、これはあくまで「貸す側」の基準。
実生活を考えると、20〜25%程度に抑えるのが安心です。
なぜなら、子どもの教育費や車の維持費、生活費の上昇など、ローン以外の出費もこれから増えていくからです。
3. 車や他のローンも考慮に入れるべき理由
ここで大切なのが「返済比率には住宅ローン以外も含まれる」という点です。
✅ 返済比率に含まれるもの
住宅ローン(予定している借入額)
車のローン
教育ローン
カードローン・キャッシング
家具・家電のショッピングローン
これらの合計返済額を年収で割って算出するため、他のローンを抱えていると返済比率は一気に上がってしまいます。
4. 具体例で考える
年収500万円のご家庭を例に見てみましょう。
住宅ローン:年間120万円(毎月10万円)
車のローン:年間36万円(毎月3万円)
教育ローン:年間24万円(毎月2万円)
合計返済額は 180万円。
返済比率 = 180万円 ÷ 500万円 × 100 = 36%
住宅ローン単体では基準をクリアしていても、他のローンを含めると基準を超えてしまい、審査に通らなかったり、生活に無理が出たりする可能性があるのです。
5. 返済比率が高いとどうなる?
金融機関の審査に落ちる可能性が高い
借入可能額が減らされる
生活費や教育費に余裕がなくなる
金利上昇や収入減に対応できなくなる
「借りられる額」と「返していける額」は違う、という意識がとても大切です。
6. 無理のない返済比率を考えるコツ
家計の支出をすべて洗い出す
住宅ローンだけでなく、車・教育費・日常の生活費も考慮。将来の変化をシミュレーションする
子どもの進学、車の買い替え、老後の資金など。返済比率は20〜25%を目安にする
余裕があれば繰り上げ返済をすればいいだけなので、最初からギリギリにしない。
まとめ
返済比率とは「収入に対してローン返済がどれだけ負担になっているか」を示す大切な数字です。
ここで注意したいのは、住宅ローンだけでなく 車・教育・カードローンなどのすべてを含めて計算する必要がある ということ。
「安易に借りられる額いっぱい借りてしまった」
「車のローンを忘れて審査に落ちた」
そんな後悔をしないために、返済比率は必ず総合的に考えましょう。
クロネコハウスでは、住宅ローンの審査だけでなく、家計全体を見渡した資金計画をご提案しています。
無理のない返済比率で、安心して家づくりを進めていきましょう。