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べた基礎と布基礎の違いとは

べた基礎と布基礎の違いとは

2025年09月14日 10:34

べた基礎と布基礎の違いとは?【配筋ピッチ基準も解説】

家づくりのご相談でよくいただく質問が、
「べた基礎と布基礎は何が違うのですか?」というものです。

基礎工事は建物の“土台中の土台”。ここをどう作るかで、家の耐震性や耐久性が大きく変わります。
今回は、べた基礎と布基礎の違いに加えて、**基礎工事の命ともいえる「配筋のピッチ基準」**についても解説します。


1. 布基礎とは?

布基礎は、建物の壁や柱の下に帯状の基礎を施工する方法です。
地面に連続したコンクリートを打ち、そこに建物の荷重を伝える仕組みです。

メリット

  • 工事費用を抑えやすい

  • 比較的工期が短い

デメリット

  • 壁や柱部分にしか基礎がないため、地盤の影響を受けやすい

  • 床下の地面が露出している部分が多く、湿気・シロアリ対策が必要


2. べた基礎とは?

べた基礎は、建物の床下全体に鉄筋コンクリートを敷き詰める工法です。
「家全体を面で支える」ため、荷重が分散され、弱い地盤でも安定性が高くなります。

メリット

  • 耐震性が高い

  • 湿気やシロアリに強い(床下全面がコンクリートで覆われるため)

  • 荷重が分散され、不同沈下を防ぎやすい

デメリット

  • 材料費・施工費が高くなる傾向

  • 工期がやや長い


3. 配筋のピッチ基準とは?

基礎の強さを左右するのが「鉄筋の配置=配筋」です。
鉄筋はコンクリートに埋め込まれて力を受け止めますが、その**間隔(ピッチ)**が適切でなければ、ひび割れや強度不足につながります。

一般的な基準(住宅金融支援機構の仕様書など)

  • スラブ(床部分)
     鉄筋の間隔は 150mm〜200mm以内
     (多くの現場では150mmピッチが標準)

  • 立ち上がり部分
     鉄筋の縦筋・横筋のピッチは 200mm以内

この基準を守ることで、コンクリートが十分に力を発揮し、耐震性の高い基礎になります。

ポイント

  • 鉄筋は「細かく、均等に」配置されているかが重要

  • 配筋検査(第三者や監督者による確認)が行われることが信頼につながる


4. どちらを選ぶべきか?

  • 布基礎:コストを抑えたい、地盤が良好な土地向け

  • べた基礎:耐震性・耐久性を優先、地盤に不安がある土地向け

特に現在の住宅では「長期優良住宅」「耐震等級取得」など性能が求められるため、べた基礎が主流になっています。


5. クロネコハウスの基礎づくり

クロネコハウスでは、基本仕様としてべた基礎+鉄筋150mmピッチを採用しています。
また、工事の途中で必ず第三者検査を受け、配筋の状態が適切かを確認。
「見えない部分だからこそ徹底的に安心を提供する」ことを大切にしています。


まとめ

  • 布基礎:部分的に支える。コストは安いが、耐震性や湿気対策に注意。

  • べた基礎:全面で支える。地盤に強く、耐震性・耐久性に優れる。

  • 配筋のピッチ基準:床は150mm、立ち上がりは200mm以内。これが基礎強度を守る鍵。

基礎は完成してしまえば見えなくなる部分ですが、建物を長く支える「命綱」です。
安心して暮らすために、基礎工事の内容や配筋の基準もしっかり理解しておきましょう。

クロネコハウスは、こうした基準を守りながら「安心の家づくり」をお届けしています。