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建築できる?出来ない?土地の種類とは?

建築できる?出来ない?土地の種類とは?

2025年09月14日 11:12

1. 家が建てられる土地と建てられない土地

✅ 家が建てられる土地

  • 宅地(住宅用に整備された土地)

  • 市街化区域内の土地(建築や開発が基本的に可能)

❌ 家が建てられない・制限がある土地

  • 農地
     → 農地法により農業用として守られているため、許可なく住宅は建てられません。
     → 「農地転用」の許可を得れば建築可能になる場合があります。

  • 市街化調整区域の土地
     → 原則として新しい建物は建てられません。
     → 特例(既存宅地・分家住宅など)で建築可能な場合もあります。

  • 山林や原野
     → 宅地にするには造成・地目変更が必要。工事費用が高額になりがちです。

  • 道路に接していない土地
     → 建築基準法の「接道義務(幅4m以上の道路に2m以上接すること)」を満たさなければ、家は建てられません。


2. 用途地域による制限

都市計画区域内では「用途地域」が決められており、

  • 住宅しか建てられない地域

  • 工場や店舗が建てられる地域

  • 高さや建ぺい率に制限がある地域

などが存在します。
用途地域によって、家の大きさや形も変わってくるのです。


3. 土地の種類を確認する方法

  • 登記簿謄本(地目) を確認する

  • 都市計画図 で用途地域を調べる

  • 役所の建築指導課 に相談する


4. まとめ

  • 農地、市街化調整区域、山林などは原則「そのままでは家が建てられない」

  • 家を建てるには 宅地であること・接道義務を満たすこと が必須

  • 購入前に必ず 役所や専門家に確認 することが大切

クロネコハウスでは、土地探しの段階から「建てられる土地かどうか」を確認し、安心してマイホーム計画を進められるようサポートしています。