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家相について気になる方は…

家相について気になる方は…

2025年10月07日 14:59

🏠 家相とは?

~昔から伝わる「住まいの吉凶」を読み解く考え方~

家を建てるときに「家相(かそう)」という言葉を聞いたことはありませんか?
家相とは、家の間取りや方角の配置によって、運気や健康、家族の繁栄に影響があるとされる日本古来の考え方です。

最近では「迷信」として片付けられがちですが、実は現代の住宅設計にも活かせる“理にかなった知恵”が多く含まれています。


🌿 家相の基本

家相は、**風水(ふうすい)**と混同されることが多いですが、実はルーツが異なります。
風水は中国発祥の「環境学」ですが、家相は日本で独自に発展した「建築思想」です。

家相では、家を「東・西・南・北」の四方と「鬼門(きもん)・裏鬼門(うらきもん)」で区切り、
それぞれの方位に「何を配置するか」によって吉凶を判断します。


🧭 鬼門・裏鬼門とは?

家相で最も有名なのが「鬼門(北東)」と「裏鬼門(南西)」です。
古くから“鬼が出入りする方位”とされ、
・トイレ
・キッチン
・玄関
・お風呂
といった“水回り”を配置するのは避けた方が良いとされます。

ただし、現代では気密・断熱性能が高く、湿気や風通しも調整できるため、
家相上の「凶」とされる方位でも、設計の工夫次第で快適な家にすることは可能です。


🌞 家相が教えてくれる“快適な家づくり”

家相には、科学的にも納得できる考え方が多くあります。
例えば──

  • 南向きのリビング:日当たりが良く、家族が集まりやすい

  • 北側の水回り:冷えやすい場所に温かい部屋を避けることで湿気を防ぐ

  • 玄関の位置:人の流れや風の通りを意識した配置

こうした知恵は、家相というより**「暮らしやすさの理論」**とも言えます。


🏡 現代の家づくりと家相の付き合い方

今の家づくりでは、「家相を絶対視する」よりも、
「取り入れられる部分を参考にする」という考え方がおすすめです。

例えば──

  • 鬼門にあたる場所でも、間取りを少しずらす

  • 神棚・仏壇の位置を日当たりや動線に配慮して設ける

  • 北東の角には収納を配置して“動き”を生む

無理に方角を合わせようとせず、「気持ちの良い家」=吉相の家と考えるのが現代的です。


🌸 まとめ

家相は“古い考え”のようでいて、
実は“暮らしを整えるヒント”がたくさん詰まっています。

「家族が安心して暮らせる家」
「笑顔が増える家」
それこそが、本当の意味での“良い家相”です。


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