社長のひとりごとBLOG(だけどためになるかも)

設備の交換だけで本格的なリフォームが出来ない会社が増えている理由とは

設備の交換だけで本格的なリフォームが出来ない会社が増えている理由とは

2025年12月14日 18:19

設備交換はできるのに「本格的なリフォーム」ができない会社が増えています

― その理由を、知っていますか? ―

最近、リフォームの相談で
こんな声を聞くことが増えました。

「キッチンの交換はできると言われたけど…」
「間取り変更は難しいと言われた」
「構造には触れられないと言われた」

実は今、
設備の交換はできても、本格的なリフォームができない会社
増えてきています。

これは、お客様のせいでも、運の問題でもありません。
業界構造そのものの変化が関係しています。


なぜ「設備交換専門」の会社が増えているのか?

① 人手不足と技術者不足

建築業界全体で

  • 大工

  • 職人

  • 現場監督

が、圧倒的に不足しています。

その結果、
✔ 工程が複雑
✔ 技術が必要
✔ リスクが高い

構造に関わる工事を避ける会社が増えました。


② メーカー主導の「交換型リフォーム」が主流に

最近多いのが

  • 水まわりの入替え

  • 内窓設置

  • 給湯器交換

いわゆる
**「商品を売るリフォーム」**です。

これは

  • 工期が短い

  • 価格が分かりやすい

  • トラブルが少ない

会社側にとっては、
とても“やりやすい”工事なのです。


③ 構造・法規を理解していないケースも

本格的なリフォームには

  • 建築基準法

  • 構造の知識

  • 耐震・断熱の理解

が欠かせません。

しかし
設備販売が中心の会社では、
そこまで対応できないのが現実です。


「できません」と言われたら、疑ってほしいこと

リフォーム会社から
「それはできません」
と言われた時、確認してほしいのは…

  • できないのか

  • やらないだけなのか

ここには、大きな違いがあります。

本当は
✔ 技術的には可能
✔ 法的にも問題ない

でも
会社の体制上、対応できない
そんなケースは、実は少なくありません。


本格的なリフォームとは「設備+建物全体」

本来のリフォームは

  • 間取り変更

  • 断熱性能の向上

  • 耐震補強

  • 老後を見据えた動線改善

暮らしそのものを良くする工事です。

キッチンを新しくしても

  • 冬が寒い

  • 使いづらい間取り

  • 地震が不安

では、満足とは言えません。


失敗しないためのリフォーム会社の見極め方

チェックしてほしいポイントは、この4つです。

1️⃣ 新築も手がけているか
2️⃣ 間取り変更の実績があるか
3️⃣ 構造・耐震の説明ができるか
4️⃣ 工事範囲を明確に説明できるか

これらに
はっきり答えられない場合、
設備交換が限界の会社かもしれません。


リフォームは「安さ」より「できる範囲」が重要

価格だけを見ると
設備交換専門の会社は、魅力的に見えます。

しかし
「できない工事」が多ければ、
結果的に
✔ 満足度が低い
✔ 将来また工事が必要

そんなことにもなりかねません。


本当に必要なのは「直す」ではなく「整える」

今の暮らしに
✔ 不便
✔ 寒さ
✔ 不安

を感じているなら、
それは設備だけの問題ではないかもしれません。

家全体を見て、
暮らしを整える視点が必要です。


まずは「できる・できない」を整理する相談から

「どこまで直せるのか?」
「設備交換で足りるのか?」

これを整理するだけでも、
リフォームの失敗は大きく減ります。


📞 リフォーム無料相談
0120-05-1030
(ワンダフルリフォーム工房)

設備交換から
本格的な間取り・性能リフォームまで対応しています。