
実家を相続したけど誰も住まない…そのまま放置するとどうなる?
2026年08月16日 08:53
「親から実家を相続した。でも、自分たちには住む家がある。」
「すぐに売るのも寂しいし、とりあえずそのままにしておこう。」
相続した実家について、こんなふうに考えている方は少なくありません。
思い出が詰まった家です。
簡単に「売ろう」と決断できない気持ちも当然だと思います。
しかし、一つだけ知っておいていただきたいことがあります。
誰も住まなくなった家も、お金と手間はかかり続けます。
「何もしなければ、お金もかからない」
というわけではありません。
今回は、相続した実家をそのままにしておくと何が起こる可能性があるのか、不動産の立場から考えてみます。
① 誰も住んでいなくても固定資産税はかかります
空き家になったからといって、固定資産税が自動的になくなるわけではありません。
つまり、
使っていない不動産にも毎年維持費が発生する
ということです。
「いつか何とかしよう」
と思っているうちに5年、10年と経てば、その間も負担は続きます。
相続した直後はあまり気にならなくても、長期間になるほど無視できない問題になってきます。
② 空き家は想像以上に傷みます
人が住まなくなった住宅は、思っている以上に劣化が進むことがあります。
換気されない。
水を使わない。
庭の手入れをしない。
雨漏りなどの異常にも気付きにくい。
その結果、
湿気・カビ・害虫・雨漏り・設備の劣化などが進んでしまう可能性があります。
「まだ売るつもりはないから」
と数年間そのままにしている間に、建物の状態が悪くなってしまうことも考えられます。
③ 草木や庭の管理も必要です
特に大変なのが、春から夏にかけての雑草や庭木です。
誰も住んでいなくても草は伸びます。
庭木も成長します。
場合によっては、
隣地まで枝が伸びる。
道路にはみ出す。
落ち葉が近隣へ飛ぶ。
害虫が発生する。
といったことから、近隣トラブルにつながる可能性もあります。
遠方に住んでいる場合、
実家の草刈りをするためだけに何度も通う
ということも起こります。
④ 台風や大雨の後も確認が必要です
誰も住んでいない家だからこそ、自然災害の後には注意が必要です。
屋根材が傷んでいないか。
雨漏りしていないか。
外壁に問題がないか。
雨樋が外れていないか。
敷地内の物が飛んでいないか。
住んでいればすぐに気付くことでも、空き家の場合は発見が遅れることがあります。
小さな不具合だったものが、気付かないうちに大きな修繕につながることも考えられます。
⑤ 防犯面も考えなければなりません
長期間、人の出入りがないことが分かると、防犯面での心配も出てきます。
郵便物がたまっている。
庭が荒れている。
雨戸がずっと閉まっている。
夜になっても明かりがつかない。
こうした状態が続けば、
「この家には誰も住んでいない」
と外から分かりやすくなってしまいます。
定期的な確認や管理が必要になる理由の一つです。
⑥ 「売りたい」と思ったときに状態が悪くなっていることも
ここが非常に重要です。
相続したときにはまだ使える状態だった住宅でも、何年間も空き家にしている間に劣化が進むことがあります。
そして数年後、
「やっぱり誰も住まないから売ろう。」
と決断したときには、
相続した当時より建物の状態が悪くなっている
という可能性があります。
だから、
売るかどうかは別として、早めに現在の価値を知っておく。
これは非常に大切だと思います。
「売る」「残す」を今すぐ決める必要はありません
ここまで読むと、
「じゃあ、すぐ実家を売らないといけないの?」
と思われるかもしれません。
そうではありません。
相続した実家には家族の思い出があります。
売却する。
家族が住む。
賃貸などで活用する。
リフォームして使う。
建物を解体して土地として考える。
いろいろな選択肢があります。
大切なのは、
「とりあえず何もしない」を何年間も続けないことです。
まずは実家の「現在地」を知ってください
例えば、
「今売ったらどのくらいなの?」
「建物はまだ使える?」
「リフォームして住める?」
「解体した方がいい?」
「土地だけなら売れる?」
こうしたことを一度整理するだけでも、その後の判断はしやすくなります。
査定したからといって、
必ず売却しなければならないわけではありません。
まず現在の不動産価値や建物の状態を知ってから、家族で考えればいいのです。
不動産会社だけでは判断できないこともあります
例えば築年数の経った実家。
不動産会社から、
「古いので解体して土地として売りましょう」
と言われることもあるかもしれません。
でも、
本当に壊すしかないのでしょうか?
逆に、
「リフォームすればまだ使えます」
と言われても、
そこまでお金をかける価値があるのでしょうか?
ここは不動産だけではなく、
建物・リフォーム・売却を総合的に考えること
が重要です。
アルファテック不動産なら「売る」だけで考えません
私たちアルファテック不動産は、不動産の売買だけを考える会社ではありません。
グループで、
不動産・リフォーム・新築
まで住まいに関するご相談に対応しています。
だからこそ、
「そのまま売却する」
「リフォームして活用する」
「解体して土地として売却する」
「住み替える」
など、さまざまな可能性を比較しながら考えることができます。
私たちが大切にしたいのは、
「売ってください」から始めることではありません。
そのご家族にとって、どうするのが一番いいのか。
まずそこから一緒に考えます。
親が残してくれた大切な家だからこそ
実家を手放すことに抵抗がある方もいらっしゃるでしょう。
「親に申し訳ない気がする」
「子どもの頃の思い出がある」
「いつか子どもが使うかもしれない」
そう思って決断できないこともあると思います。
だから、
今日、売るか残すかを決めなくても大丈夫です。
ただし、
「誰も住まないまま何年も放置する」
という選択については、一度考えてみてください。
家は所有しているだけでも管理が必要です。
そして時間が経てば、建物も家族の状況も変わります。
「うちの実家、どうしたらいい?」からご相談ください
まだ売却すると決めていなくても構いません。
「親から家と土地を相続したけれど、自分たちは別に家がある」
「兄弟の誰も住む予定がない」
「実家が空き家になって数年経っている」
「売る・残す・リフォームする、どれがいいか分からない」
そんな方は、一度アルファテック不動産へご相談ください。
不動産の価値、建物の状態、今後の使い方などを整理して、
ご家族にとって納得できる選択肢を一緒に考えます。
空き家で一番もったいないのは、「どうしよう」と思いながら何年も過ぎてしまうことかもしれません。
まずは、
「今、この実家にはどんな選択肢があるのか?」
そこを知ることから始めてみませんか。
アルファテック不動産
相続不動産・空き家・土地・中古住宅・住み替えのご相談
フリーダイヤル:0120-8139-88
「まだ売ると決めていない」方も、お気軽にご相談ください。