社長のひとりごとBLOG(だけどためになるかも)

家賃7万円なら家を買った方がいい?賃貸と新築を徹底比較|岐阜県で考える後悔しない家づくり

家賃7万円なら家を買った方がいい?賃貸と新築を徹底比較|岐阜県で考える後悔しない家づくり

2026年08月31日 16:45

「毎月7万円の家賃を払っています。このまま賃貸に住み続けるのと、新築一戸建てを買うのはどちらがお得ですか?」

これは家づくりを考えている方から、とてもよくいただく質問です。

結論からお伝えすると、

家賃7万円を払っているから、住宅ローンも月7万円なら家を買った方がお得――とは単純には言えません。

しかし一方で、

「年収が高くないから、このままずっと賃貸でいい」

と決めてしまうのも早いと思います。

大切なのは、

家賃と住宅ローンだけではなく、これから20年、30年、40年の「住居費」と「暮らし方」を比較すること。

今回は岐阜県で新築一戸建てを検討している方に向けて、家賃7万円の賃貸と新築住宅について、クロネコハウスが分かりやすく解説します。


家賃7万円を30年間払ったらいくら?

まず単純計算してみましょう。

家賃7万円なら、

1年間

7万円 × 12か月 = 84万円

10年間

84万円 × 10年 = 840万円

20年間

84万円 × 20年 = 1,680万円

30年間

84万円 × 30年 = 2,520万円

40年間

84万円 × 40年 = 3,360万円

となります。

しかもこれは、

家賃が40年間まったく変わらなかった場合

の単純計算です。

更新料、駐車場代、共益費などが別途必要なら、実際の住居費はさらに増える可能性があります。

「毎月7万円」と考えるとそれほど大きく感じないかもしれません。

しかし長期間で考えると、住居費は非常に大きなお金になります。


家賃7万円と住宅ローン7万円は同じではない

ここで注意してください。

よく住宅広告で、

「今の家賃と同じ月々7万円でマイホーム!」

という表現を見かけます。

しかし、

家賃7万円=住宅ローン7万円

ではありません。

新築一戸建てを購入すると、住宅ローン以外にも費用が発生します。

例えば、

固定資産税

火災・地震保険

住宅のメンテナンス費

給湯器など設備の交換費

などです。

だから、

「家賃7万円払えている」

「住宅ローン7万円も払える」

「だから家を買った方がいい」

という考え方だけで住宅購入を決めるのはおすすめしません。


では賃貸の方がお得なの?

これも一概には言えません。

賃貸にも大きなメリットがあります。

例えば、

転勤しやすい。

家族構成が変わったら引っ越せる。

建物の大規模な修繕費を直接負担する必要がない。

住宅ローンを抱えない。

こうした自由度は賃貸の大きなメリットです。

一方で、

家賃は基本的に住んでいる限り払い続けます。

60歳になっても、

70歳になっても、

80歳になっても、

賃貸に住み続けるなら家賃が必要です。

だから「今いくらか」だけでなく、

老後まで含めた住居費

として考えることが重要です。


新築住宅の最大のメリットは「住宅ローンが終わること」

持ち家の場合、住宅ローンを完済すれば住宅ローン返済は終了します。

もちろん、

固定資産税

メンテナンス

火災保険

などはその後も必要です。

ですから「持ち家なら老後の住居費がゼロ」というわけではありません。

それでも、

毎月の住宅ローンという大きな支払いに終わりがある

という点は、賃貸との大きな違いです。


家賃7万円なら「家賃総額」を一度確認してみる

例えば現在30歳の方が、70歳まで40年間、家賃7万円の賃貸に住んだとします。

単純計算では、

3,360万円

です。

もし駐車場が月5,000円なら、

5,000円 × 12か月 × 40年

240万円

です。

家賃+駐車場だけでも、

3,600万円

になります。

もちろん40年間同じ賃貸に住むとは限りません。

家賃が安くなる可能性もあれば、高くなる可能性もあります。

だから重要なのは、

「今月7万円」ではなく「これから住居に総額いくら使うのか?」

という視点です。


新築なら毎月7万円でいくら借りられる?

ここで気になるのが、

「住宅ローン月7万円なら、いくら借りられるの?」

ということだと思います。

これは、

金利

返済期間

住宅ローン商品

によって大きく変わります。

例えば同じ月7万円でも、

35年返済

40年返済

金利1%

金利2%

金利3%

では借入可能額が変わります。

そのため、

「月7万円なら○○万円の家が買える」

と一律には言えません。

住宅ローンは必ず、

借入額・金利・返済期間・毎月返済額・総返済額

をセットで確認してください。


「月々○万円」だけで家を選ばないでください

住宅会社の広告で、

「月々5万円台!」

「家賃より安く新築!」

といった広告を見ることがあります。

ここでも確認してほしいことがあります。

その金額は、

ボーナス払いなしなのか?

何年返済なのか?

金利はいくらなのか?

土地代は入っているのか?

諸費用は入っているのか?

頭金を入れた計算なのか?

ということです。

毎月返済額だけ小さく見せることはできます。

大切なのは、

最終的にいくら借りて、総額いくら返すのか。

ここまで確認してください。


賃貸と新築を比較してみましょう

大きな違いを整理すると次のようになります。

比較賃貸新築一戸建て毎月の支払い家賃住宅ローン支払いの終了基本的に住む限り続く完済すればローン終了固定資産税原則なしあり大規模修繕原則オーナー側自分で準備引っ越ししやすい賃貸より難しい間取り変更難しい比較的自由ペット制限される場合あり自由度が高い駐車場別料金の場合あり土地に確保可能資産基本的に残らない土地・建物が残る老後家賃が必要完済後はローンなし

どちらが絶対に正しいということではありません。

ライフスタイルによって答えは変わります。


子どもがいる家庭なら「広さ」も比較してください

例えば家賃7万円の2LDKに、

夫婦+子ども2人

で住んでいるとします。

子どもが小さいうちは問題ないかもしれません。

しかし10年後はどうでしょう?

子ども部屋が欲しくなる。

荷物が増える。

自転車が増える。

車が2台必要になる。

そうなると、

もっと広い賃貸へ引っ越す

可能性があります。

すると家賃が、

7万円 → 8万円 → 9万円

となる可能性もあります。

だから現在の家賃だけでなく、

家族が成長したときの住居費

まで考えてみてください。


岐阜県では「車」も住居費と一緒に考える

岐阜県で家づくりを考える場合、車は生活に欠かせないご家庭も多いでしょう。

賃貸の場合、

家賃7万円

+駐車場5,000円×2台

なら、

実質住居費8万円

です。

一戸建てなら土地に2台、3台の駐車スペースを確保できる場合があります。

ただし、そのために必要以上に大きな土地を購入すれば土地代や外構費が増えます。

だから、

家・土地・車をまとめて考えること

が岐阜県の家づくりでは重要です。


新築なら光熱費が安くなる?

これも比較したいポイントです。

古い賃貸住宅と、省エネ性能の高い新築住宅では、断熱性能や設備性能に差がある場合があります。

断熱性能が高ければ、

冬に暖房しても暖かさが逃げにくい。

夏は外の熱が入りにくい。

といった効果が期待できます。

さらに太陽光発電などを採用する住宅なら、購入する電力量を抑えられる場合もあります。

だからクロネコハウスでは、

住宅ローンだけではなく、光熱費も住居費の一部

として考えることをおすすめしています。

「住宅ローン7万円」

だけではなく、

住宅ローン+光熱費+税金+メンテナンス

まで含めて比較することが重要です。


家賃7万円なら家を買った方がいい人

例えば、

今後も岐阜県で長く暮らす予定。

子どもがいて広さが必要。

車を複数台所有している。

ペットと自由に暮らしたい。

老後も同じ地域で生活したい。

毎月の家賃を払い続けることに不安がある。

こうした方は、

一度、新築を購入した場合の資金計画をしてみる価値があります。

「買う」と決める必要はありません。

まず、

賃貸のままの場合と、購入した場合の両方を数字にして比較する。

それから判断すればいいのです。


逆に賃貸が向いている人は?

例えば、

転勤が多い。

数年以内に引っ越す可能性が高い。

将来どこに住むか決まっていない。

住宅ローンという長期債務を持ちたくない。

建物を所有・管理したくない。

こうした方は賃貸の自由度が大きなメリットになります。

クロネコハウスだからといって、

「全員、家を買った方がいい」

とは考えていません。

大切なのは、

その家族にとってどちらが幸せなのか

です。


一番危険なのは「家賃がもったいないから買う」

「家賃を払うのがもったいない」

だけで家を購入するのもおすすめしません。

家は何千万円という買い物です。

だから、

「家賃7万円がもったいない」

ではなく、

「これから家族がどう暮らしたいのか?」

を先に考えてください。

子どもと庭で遊びたい。

犬を飼いたい。

BBQをしたい。

趣味の部屋が欲しい。

車を家の前に停めたい。

老後も安心して暮らしたい。

その暮らしを実現する方法として持ち家が合っているなら、そこで初めて新築を検討すればいいと思います。


「家賃7万円」と「住宅ローン7万円」を比較する正しい方法

比較するなら、

賃貸の場合

家賃
共益費
駐車場
更新関連費用
将来の家賃変化

と、

持ち家の場合

住宅ローン
固定資産税
保険
光熱費
メンテナンス費
将来の資産

まで考えます。

そしてもう一つ、

何歳まで支払いが続くのか

を比較してください。

これが非常に重要です。


30歳と45歳では同じ家賃7万円でも答えが違う

住宅購入は年齢によっても考え方が変わります。

30歳で35年ローンなら65歳。

40歳なら75歳。

45歳なら80歳。

というように、同じ返済期間でも完済年齢が変わります。

だから、

「家賃7万円だから買った方がいい?」

という質問に対して、

家賃だけを見て答えることはできません。

年齢、年収、家族構成、現在の借入れ、貯蓄、希望エリアなどを含めて判断する必要があります。


クロネコハウスが考える答え

私たちが家づくりで一番大切にしているのは、

「いくら借りられるか?」ではなく「いくらなら安心して返せるか?」

です。

家賃7万円なら、

「住宅ローンも7万円にしましょう」

とは単純に考えません。

今の生活費はいくら?

車のローンは?

子どもの教育費は?

毎月いくら貯蓄したい?

車の買い替えは?

家族旅行は?

老後資金は?

そこまで考えて、

家を建てた後も普通に暮らせる金額

を決めます。


結論|家賃7万円なら「買う・借りる」を一度数字で比較してください

家賃7万円を30年間払い続ければ、単純計算で2,520万円

40年間なら3,360万円です。

だからといって、

「家賃がもったいないから今すぐ新築を買うべき」

という結論ではありません。

賃貸には自由があります。

持ち家には住宅ローン完済後の安心や、自分たちの資産として残せる可能性があります。

大切なのは、

「今月いくら払うか」ではなく「これから家族が住居にいくら払い、どんな暮らしをしたいのか」。

もし現在、

家賃7万円前後を払っている。

年収300万円~400万円台。

子どもがいる。

車が2台必要。

岐阜県でこれからも暮らしたい。

そんな方なら、一度、

「このまま賃貸を続けた場合」と「新築を購入した場合」

の両方を計算してみてください。

家を買うための資金計画ではありません。

「家を買った方がいいのか、それとも賃貸の方がいいのか」を判断するための資金計画です。

クロネコハウスでは、

「買ってください」から始めるのではなく、

建てた後も家族が安心して暮らせるか

を一緒に考える家づくりを大切にしています。

家賃7万円を払い続けるのか。

それとも新築一戸建てを検討するのか。

まずは感覚ではなく、数字で比べるところから始めてみませんか?