
車のローンが残っていても住宅ローンは通る?岐阜県で家を建てたい方へ|クロネコハウス
2026年08月31日 17:41
「車のローンがまだ残っているけど、住宅ローンは組めますか?」
「車のローンが月3万円あります。新築は無理でしょうか?」
「住宅ローンを申し込む前に、車のローンを完済した方がいい?」
岐阜県で家づくりを考えている方から、こうしたご相談をいただくことがあります。
最初に結論からお伝えします。
車のローンが残っていても、住宅ローンに通る可能性はあります。
ただし、
車のローンの毎月返済額や残高は、住宅ローン審査に影響する可能性があります。
なぜなら住宅ローン審査では、住宅ローンだけではなく、現在抱えている他の借入れも含めて返済負担を確認するからです。
だから、
「車のローンがある=住宅ローンは無理」
ではありません。
しかし、
「車のローンは住宅ローンとは関係ない」
というわけでもありません。
今回は可児市・美濃加茂市・御嵩町・多治見市・土岐市など岐阜県で新築を検討している方に向けて、車のローンと住宅ローンについてクロネコハウスが分かりやすく解説します。
なぜ車のローンが住宅ローン審査に影響するの?
住宅ローン審査では、
「この人は住宅ローンを無理なく返済していけるのか?」
を金融機関が確認します。
そのとき住宅ローンだけを見るわけではありません。
例えばフラット35では、総返済負担率の対象として、
住宅ローン
自動車ローン
教育ローン
カードローン
商品の分割払い
リボ払い
なども含まれます。
つまり、
車のローンも毎月の返済負担の一つ
として考えられるということです。
「総返済負担率」とは?
住宅ローンを考えるなら、ぜひ知っておいてほしい言葉があります。
それが、
総返済負担率
です。
簡単に言えば、
年収に対して、年間のローン返済額がどれくらいあるのか
を見る数字です。
例えば年収300万円の方が、
車ローン 月3万円
を払っているとします。
年間では、
3万円 × 12か月
= 36万円
です。
この36万円もすでに返済負担として存在しています。
その状態で新たに住宅ローンを組むことになります。
だから、
車のローンがない人と、月3万円払っている人では住宅ローンの条件が変わる可能性がある
のです。
年収300万円・車ローン月3万円ならどうなる?
分かりやすい例を考えてみましょう。
年収300万円
車ローン月3万円
というケースです。
フラット35では、年収400万円未満の場合、総返済負担率は30%以下という基準があります。
年収300万円なら、
300万円 × 30%
= 年間90万円
月平均にすると、
90万円 ÷ 12か月
= 7万5,000円
です。
すでに車のローンを月3万円払っているなら、
7万5,000円 − 3万円
= 4万5,000円
となります。
つまり、この単純な例では総返済負担率30%の枠のうち、すでに月3万円分を車ローンが使っていることになります。
ただし、これは仕組みを分かりやすくするための単純計算です。
実際の住宅ローン審査では、金融機関や商品ごとの審査方法、金利、借入期間、年齢、勤務状況などによって結果が異なります。
年収400万円・車ローン月3万円なら?
次に、
年収400万円
車ローン月3万円
の場合を考えてみます。
フラット35では年収400万円以上の場合、総返済負担率は35%以下という基準があります。
400万円 × 35%
= 年間140万円
月平均なら、
約11万6,700円
です。
ここから車ローン3万円があると考えれば、
約11万6,700円 − 3万円
= 約8万6,700円
となります。
これもあくまで総返済負担率の仕組みを理解するための単純な例です。
そして、ここでも大切なことがあります。
「審査基準の範囲内だから、その金額まで住宅ローンを払って大丈夫」という意味ではありません。
クロネコハウスは「審査に通る金額」と「安全な金額」を分けて考えます
ここが非常に重要です。
例えば金融機関から、
「この金額まで借りられます」
と言われたとします。
でも、
借りられる金額=安心して返せる金額
ではありません。
住宅ローンを組んだ後にも、
食費
電気代
水道代
ガソリン代
自動車保険
生命保険
教育費
スマートフォン
固定資産税
住宅メンテナンス
などのお金が必要です。
そして岐阜県では、
車の買い替え
も考えておかなければなりません。
だからクロネコハウスでは、
「審査に通る最大金額」
ではなく、
「住宅ローンを払った後も普通に生活できる金額」
から考えることを大切にしています。
車のローンは住宅ローン前に完済した方がいい?
これも非常によくある質問です。
結論は、
完済した方が住宅ローン審査上プラスに働く可能性はありますが、必ず完済するべきとは一律に言えません。
例えば、
車ローン残高100万円
貯金150万円
だったとします。
「住宅ローンのために車ローンを全部返そう」
と100万円を使えば、
手元資金は50万円になります。
確かに車のローンはなくなります。
しかし家を建てた直後に、
家電が壊れた。
車が故障した。
急な出費が必要になった。
ということもあります。
だから、
「ローンを消すこと」と「手元のお金を残すこと」
の両方を考える必要があります。
自己判断で完済する前に、住宅ローンを相談する金融機関などに確認することをおすすめします。
車を買い替えるなら住宅ローンの前?後?
家づくりと車の買い替え時期が重なる方もいらっしゃいます。
ここは特に注意してください。
例えば、
「住宅ローンの事前審査に通った!」
↓
「安心したから300万円の車をローンで購入」
↓
「その後、住宅ローンの本審査」
という流れ。
新たな借入れによって状況が変われば、住宅ローン審査にも影響する可能性があります。
住宅ローンを検討している時期に、
車をローンで買う
カードローンを利用する
高額商品を分割払いで購入する
といった予定があるなら、
契約する前に住宅ローン担当者へ相談すること
をおすすめします。
カードのリボ払いにも注意
「車のローンは分かるけど、クレジットカードは関係ないでしょ?」
と思うかもしれません。
しかしフラット35では、商品の分割払いやリボ払いなども総返済負担率に含まれるとされています。
例えば、
車ローン 月2万円
カード分割 月1万円
リボ払い 月1万円
なら、
毎月4万円の返済をすでに抱えていることになります。
だから家づくりを始めるときは、
自分が現在どんなローン・分割払いを利用しているのか
を一度整理してください。
スマホの端末代は?
スマートフォン本体を分割購入している方も多いでしょう。
こうした分割契約についても、契約内容や審査の扱いを確認する必要があります。
特に注意してほしいのは、
支払いの遅れ
です。
住宅ローンを考え始めたら、
「少しくらい支払いが遅れても大丈夫」
とは考えず、各種支払いを期日どおり行うことが大切です。
車ローンがあるからといって新築を諦めない
ここまで読むと、
「やっぱり車のローンがある自分には無理かも……」
と思うかもしれません。
でも、
車ローンがある=住宅ローンに通らない
ではありません。
重要なのは、
年収
車ローン残高
毎月返済額
他の借入れ
年齢
勤務状況
購入する住宅
希望借入額
などを整理して判断することです。
だから自分だけで、
「どうせ無理だろう」
と決めないでください。
逆に「住宅ローンに通ったから安心」でもありません
これもクロネコハウスからお伝えしたいことです。
住宅ローン審査に通った。
3,000万円借りられる。
だから3,000万円の家を買う。
これではありません。
大切なのは、
3,000万円借りた後の生活です。
住宅ローン。
車のローン。
教育費。
光熱費。
食費。
保険。
固定資産税。
そして貯金。
全部払って、
毎月いくら残りますか?
ここまで確認してください。
岐阜県の家づくりでは「車の買い替え」まで考える
可児市、美濃加茂市、御嵩町、多治見市、土岐市などでは、日常生活で車を利用しているご家庭も多いと思います。
夫婦で2台所有しているケースも珍しくありません。
今乗っている車が、
夫の車 5年目
妻の車 8年目
だったらどうでしょう?
住宅ローンを組んだ数年後に、車の買い替えが必要になるかもしれません。
だから住宅ローンの資金計画では、
現在の車ローンだけではなく、次の車をいつ買うのか
まで考えておくと安心です。
「住宅ローン+車ローン」で考えない
クロネコハウスでは、さらにその先まで考えたいと思っています。
住宅ローン
+車ローン
だけではありません。
本当に見るべきなのは、
住宅ローン+車+光熱費+教育費+保険+貯蓄+生活費
です。
家計全体で考える。
これが「返せる資金計画」です。
車ローンがある人が住宅ローン前に確認したい7項目
住宅ローンを申し込む前に、次の項目を整理してみてください。
① 車ローンの残高
あといくら残っていますか?
② 毎月の返済額
月々いくら払っていますか?
③ 完済予定日
あと何年で終わりますか?
④ その他のローン
カードローン、教育ローン、分割払いなどはありませんか?
⑤ 支払いの遅れ
各種支払いを期日どおり行えていますか?
⑥ 車の買い替え時期
住宅購入後、何年くらいで次の車が必要でしょうか?
⑦ 家を建てた後の貯金
住宅ローンと車ローンを払っても毎月貯金できますか?
この7つを整理するだけでも、家づくりの資金計画がかなり見えやすくなります。
よくある質問|車ローンと住宅ローン
Q. 車のローンが残っていても住宅ローンは通りますか?
通る可能性はあります。
ただし車ローンも返済負担として考慮されるため、借入可能額や審査に影響する場合があります。
Q. 車ローンが月3万円あります。新築は無理?
車ローン月3万円という情報だけでは判断できません。
年収、他の借入れ、住宅ローン希望額などを含めて確認する必要があります。
Q. 車のローンは完済した方がいい?
完済によって返済負担を減らせる可能性があります。
ただし貯金を大きく取り崩して完済する場合は、家を建てた後の手元資金も考える必要があります。
金融機関等に確認してから判断することをおすすめします。
Q. 住宅ローン審査中に車をローンで買っても大丈夫?
新しい借入れによって審査時の状況が変わる可能性があります。
住宅ローンの手続き中に車の購入を検討する場合は、事前に金融機関などへ相談してください。
Q. カードローンやリボ払いも影響しますか?
影響する可能性があります。
フラット35ではカードローン、商品の分割払いやリボ払いなども総返済負担率の対象に含まれます。
結論|車ローンがあっても住宅ローンを諦める必要はありません
車のローンが残っていても、住宅ローンに通る可能性はあります。
しかし、
車ローンは住宅ローン審査と無関係ではありません。
重要なのは、
「車ローンがあるから無理」
と決めることでも、
「住宅ローンに通ったから限界まで借りる」
ことでもありません。
まず、
現在の借入れを全部確認する。
そして、
住宅ローンを払った後も家族が安心して暮らせる金額を計算する。
この順番です。
クロネコハウスが大切にしているのは、
「いくら借りられるか」より「いくらなら返せるか」。
年収300万円台。
車ローンが残っている。
頭金が少ない。
貯金が少ない。
過去に住宅ローンについて不安を感じたことがある。
そんな方も、自分だけで新築を諦める前に、
「自分たちの場合はいくらなら安心なのか?」
を確認してみてください。
家を建てた後も、
車を買い替えられる。
子どもの教育費を準備できる。
家族旅行にも行ける。
そして毎月少しずつ貯金できる。
そんな暮らしを守れる住宅ローンから家づくりを考える。
それがクロネコハウスの「返せる資金計画」です。